こらむ 研究ブログ【コラム】#452 こらむ・マグロ所長 ロシアへの攻撃はアノニマス。 こらむ ロシアへの攻撃はアノニマス。 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 ロシアが隣国ウクライナに軍事侵攻し、国際的な批判が高まる中、国際ハッカー集団「アノニマス」を名乗るグループが2月25日、ロシアに対するサイバー攻撃を行うとする声明をTwitter上で発表し、話題となっています。 米国などの欧米諸国を中心とした軍事同盟「NATO」(北大西洋条約機構)がロシアとの武力衝突を恐れ、ウクライナへの軍事介入を表明しない中、同集団は「世界平和だけを望んでいる」としており、サイバー空間を使った、ロシアへの事実上の報復とみられています。 アノニマスを名乗るこのグループは同日、行動に踏み切った理由を「われわれは、一集団として世界の平和だけを望んでいる。 全人類のための未来を望んでいる」と説明しています。「現在、ロシア連邦に対する作戦に参加中。われわれの標的はロシア政府だ。民間企業も影響を受けるだろう」とロシアへのサイバー攻撃を示唆しました。 ロイター通信は2月23日深夜に、ウクライナ政府のWebサイトなどに大規模なサイバー攻撃が行われたと報じており、今後、サイバー空間でも“紛争”が起きる可能性があります。 というよりもロシアの国防省のHPをダウンさせたことがすごすぎます。サーバーの切り替えかもしれませんがそれでも攻撃していることに間違いはないでしょう。 ロシアに対するサイバー攻撃では一般国民も被害を受けることになります。これに対し、同グループは「ロシア国内では独裁者(プーチン)からの報復を恐れて、抗議の声を挙げることが難しいことをわれわれが知っているとロシア国民に理解してほしい」と呼び掛けました。 仏AFP通信などは、ロシア国内では自国軍のウクライナ侵攻に反対する反戦デモが行われており、約1400人が拘束されたと報じています。こうしたロシア国内の情勢を念頭にしているとみられています。 「世界中の人々があなたたち(ロシア国民)のインターネットプロバイダーを粉々に壊しているが、それ(サイバー攻撃)はロシア政府とプーチンの行動に向けられたものであると理解してほしい」 同グループはまた「今、空爆されているウクライナの人たちの身にもなるべきだ。 力を合わせれば世界を変えることができる、何にでも立ち向かうことができる。 今こそ、ロシア国民が一丸となって、プーチンの戦争に『NO』を突きつける時だ」とも投稿し、ロシア国民の反戦機運を煽っています。 アノニマスは匿名で活動する正体不明の国際ハッカー集団。特定のWebページに集中アクセスすることでサーバダウンを図る「DDoS攻撃」を主な攻撃手法とする。日本経済新聞の報道によると、過去には財務省や厚生労働省、金融庁などの官公庁のほか、日産自動車やソニーなども被害を受けたことがあります。 以上、マグロでした。 Twitterで最新情報や新規ブログニュース情報を発信しています。 フォローして頂けると励みになりますので、宜しくお願い致します。 Twitter Tweets by bdizYEnbtpyZJy3 研究ブログ【コラム】#451 研究ブログ【コラム】#453