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研究ブログ【コラム】#378

こらむ・マグロ所長

値上げの波はコーヒーもなんです。

こらむ

 

 

 

値上げの波はコーヒーもなんです。

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

最近、ドルチェグストでコーヒーを入れることだけが毎日の楽しみです。

 

 

 

さて、そのコーヒーですが原料となる生豆の国際相場は、天候被害などを背景に高騰しています。POS(販売時点情報管理)データからは店頭価格の上昇も読み取れるが、その幅は小さいです。

 

 

 

日経POS情報が全国約400店のスーパーを対象に集計した2021年11月の「簡易型ドリップコーヒー」の平均価格は365円。前年同月より2%高かったようです。

 

 

 

売れ筋トップはUCC上島珈琲の「職人の珈琲 ドリップコーヒー 深いコクのスペシャルブレンド(18杯分)」で、平均328円と同6%の上昇とのことです。

 

 

 

UCCやキーコーヒーといったメーカー各社は9~10月の出荷分から、コーヒー製品の値上げに動いており、値上げの理由に挙げたのは、コーヒー豆の調達価格が上がっているからですね。

 

 

 

高級品のアラビカ種の指標となる米ニューヨーク先物(期近物)は、主要産地のブラジルの霜害などで大きく上昇しています。

 

 

 

国内で流通するコーヒーの多くは、生豆で輸入され国内でローストされUCCの場合、円安もあり値上げを発表した7月時点で、円換算の調達価格が20年4月と比べ5割以上、上昇しています。

 

 

 

値上がりが抑えられている背景として考えられるのが、コーヒーならではの事情とのことです。

 

 

 

嗜好品のため同じ商品を買う固定客が多く、価格には敏感実際メーカーが出荷価格を上げた10月以後も、都内のスーパーではドリップ式を含めたレギュラーコーヒーが、一律2割引きで特売されるケースがあります。

 

 

 

コーヒーの国際価格は7月の高騰の後、一時はブラジルでの霜の被害が想定より少ないという見方も広がり落ち着いていました。

 

 

 

ところが一部のコーヒーの木が枯れるなど影響が長期化する懸念が浮上。11月24日には、米ニューヨーク市場の先物(期近物)が一時1ポンド247.55セントを付け新興国の需要増などを材料に歴史的な高値になった、2011年の以来の水準です。

 

 

 

新型コロナウイルス禍を背景にした海上輸送の混乱も、価格上昇の材料になっています。落ち込んでいた需要も、先進国を中心に回復傾向です。国際コーヒー機関(ICO)は21年9月までの1年間の世界のコーヒー豆の消費量が前年同期比2%の増加に転じたと見ています。

 

 

 

国内の流通関係者からは高値水準が長期にわたって続くとの見方が出ています。

 

 

 

コーヒーの価格はどこまで上がるのでしょうか。メーカーはあげないで頑張り続けるのも限界がありますからね。

 

 

 

コーヒーは美味しいですが飲み過ぎには気をつけましょう。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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