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研究ブログ【コラム】#366

こらむ・マグロ所長

石油の備蓄放出したところで変わることはないんじゃないですか?

こらむ

 

 

 

石油の備蓄放出したところで変わることはないんじゃないですか?

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

米国が戦略石油備蓄の放出を公表したことを受け、日本政府は24日に国家備蓄の放出を発表しました。

 

 

 

マグロは果たして意味があるのかどうかと思います。というのも備蓄放出をすれば短期間では原油の量が調整はできると思います。しかしながら、実際に原油は産油国が生み出さない限りは市場に出回ってこないのでそのため後のことを考えると無駄な行為としか思えません。

 

 

 

必要な備蓄量を上回る余剰分のうち国内需要の1~2日分に相当する約420万バレルを目安に放出ということです。

 

 

 

年内にも売却に向けた入札を実施国家備蓄の放出は初めてです。

 

 

 

米国の要請に応じて各国との協調姿勢を示した形だが、原油価格に与える影響は未知数と言われています。初めてのことなのでみんながわからないという感じですね。

 

 

 

日本の石油備蓄は9月末時点で国内需要の240日分程度あると言われています。内訳は国家備蓄が145日分、石油会社などに義務付ける備蓄が90日分、産油国共同備蓄が6日分で、このうち国家備蓄を放出するということです。

 

 

 

放出する石油を販売するための入札を年内にも実施し、2022年3月までに売り出すそうです。

 

 

 

国庫に入る売却収入を年内の開始をめざすガソリン価格の高騰を抑える補助金の財源にする案もでていますがすべてが相場の話なので遅いと思いますね。

 

 

 

原油の国内需要の減少で1日あたり必要な備蓄量は減っています。余剰が生まれているため、タンク内の古い原油を新しいものに入れ替えるときに備蓄量を減らします。

 

 

 

需要見直し後の備蓄日数はこれまで通り240日分程度を維持するとのことです。

 

 

 

石油備蓄法が放出を認めるのは供給が途絶する恐れがある場合や災害時に限られる。余剰分なら法律の縛りに関係なく機動的に放出できると判断しているそうです。

 

 

 

過去には1991年の湾岸戦争や2011年の東日本大震災やリビア情勢悪化時などに民間備蓄を放出したことがあるが、国家備蓄の放出は前例がありません。

 

 

 

原油価格の高騰抑制へ国際協調を求めるバイデン米政権からの要請を受けた異例の判断といえるが、本来は供給不安に備えるための国家備蓄を価格調整目的で取り崩すことには異論が出る可能性もあります。

 

 

 

数日分の備蓄を放出しても国内での需給に与える影響は限定的とみられ、原油価格の抑制につながるかは見通せないのが現状です。

 

 

 

マグロはこれから年末商戦、冬季の消費量の増加で必須になると思いますが増産しない限りは高騰が続くでしょう。

 

 

 

備蓄放出は最終手段すぎるので終わった後の手段がなくなることが怖いですね。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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