こらむ・マグロ所長

やっとこさ始められると思ったとたんの人手不足

こらむ

やっとこさ始められると思ったとたんの人手不足

どうも、こんにちは。

マグロ所長です。

新型コロナウイルス禍からの経済正常化を受け企業の人手争奪が激しくなってきた。リクルートは15日、10月の飲食店のアルバイト・パート時給がコロナ前の2019年11月を上回り過去最高になったと発表しました。

つまり、前のようには人手を確保できていない感じです。なんとか急いで人手を確保しようと飲食店はかなりきついと聞いています。

緊急事態宣言の解除で営業を再開した居酒屋などで求人が急増しています。コロナで悪化していた非正規の雇用情勢が上向いてきました。

10月の飲食店など「フード系」のアルバイト・パート時給（三大都市圏）は前年同月比2.4%（25円）増の1050円です。

自分が学生の頃の飲食店の時給ですが、関東圏内で950円が多いなというイメージでした。既に1000円は超えて1050円が平均なわけなのでより多いところもあるということですね。

全体の平均時給は15円（1.4%）増の1103円と2カ月連続で過去最高にもなっています。

ギョーザ居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」を運営するNATTY SWANKYは、神奈川県内に「辻堂店」を開店する際、時給1100円で求人をかけています。

「当初は1041円で求人しようとしたが他社が1050円で募集していることを知り引き上げた」ということでした。つまりそれだけ時給も上がっているので人件費の負担も大きくなりそうですね。

お客さんが完全復活しているわけではないので大変だと思いますね。

居酒屋「金の蔵」を展開するSANKO MARKETING FOODSは、以前働いていたアルバイトが戻ってきたり、友人を紹介してくれたりした場合に1万～2万円の報奨金を提供する取り組みをしています。

どこも人手を確保するための独自の動きを出していますね。

人手不足は経営の制約になっています。居酒屋チェーンの養老乃瀧は一部店舗の深夜営業を一時見合わせています。谷酒匡俊取締役は「宣言解除前からバイトを募集しているが、なかなか人が集まらない」と明かしています。

お話していたとおりですね。人手を確保するための行動をとっていても奪い合いです。そのため時給がいい方に流れていくのは当然ですもんね。

物流や介護などでも人手不足が鮮明で大和ハウス工業が千葉県流山市で開発した物流施設に入居するアマゾンジャパン（東京・目黒）は、契約社員を時給1200円で募集しています。

入国制限が緩和されたが外国人労働者の就労が増えるまでには時間がかかりそうです。

外国人雇用支援に取り組むウィルグループの担当者は「留学生の本格的な入国は22年2～4月と見込む学校や企業が多い」と話しており、飲食店などの需要期である年末に向け人手不足感が強まる可能性が大きいですね。

以上、マグロでした。

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