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研究ブログ【コラム】#339

こらむ・マグロ所長

原油ですが日本でも増産を依頼。だが、米国では・・・

こらむ

 

 

 

原油ですが日本でも増産を依頼。だが、米国では・・・

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

さて、「緑のマネー」が企業を揺さぶっています。27日の株式市場では、アクティビスト(物言う株主)のダニエル・ローブ氏率いる米サード・ポイントが石油メジャーの一角、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルに分社化を求めていることが明らかになりました。

 

 

 

オランダの大手年金基金は前日に、化石燃料関連への投資をやめると発表しました。

 

 

 

相次ぐ圧力に対し、ウォール街の巨頭が異例の警告を発しています。

 

 

 

サウジアラビアの首都リヤドで26日から始まった国際会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ(FII)」。初日の討論会に出席した米大手投資会社ブラックストーン・グループのスティーブン・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)は悲観的なシナリオを披露しています。

 

 

 

「私たちは本当の意味でエネルギー不足に陥るだろう」。社会不安につながり、とくに新興国が苦しむと予想しています。

 

 

 

ESG(環境・社会・企業統治)を重視する投資家からの圧力が大きいですね。投資会社に対して石油・ガス関連の資産を売却するように迫っているほか、エネルギー企業が新たな採掘のための資金を調達しにくくなっているということです。

 

 

 

投資してもらえないのでなかなか設備の維持も難しいという状況ですね。足元で原油価格が高騰しているが、生産能力の増強は難しく、エネルギー不足は解消しないとの見立てがほとんどです。

 

 

 

並んで座っていた世界最大の資産運用会社、ブラックロックのラリー・フィンクCEOもほぼ同じ趣旨の発言をしています。「原油価格はかなりの確率で(1バレルあたり)100ドルに到達する」と予想しています。

 

 

 

英グラスゴーで31日から開催される第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)を前に、金融各社は「 ネットゼロ(温暖化ガス排出量実質ゼロ )」達成への貢献を強く求められています。

 

 

 

米銀大手ゴールドマン・サックスは25日、国連の「ネットゼロ・バンキング・アライアンス」に加盟したと発表しています。

 

 

 

金融各社は「脱炭素化」支援を名目に、エネルギー企業への投融資を続けようとしています。

 

 

 

サウジの実力者ムハンマド皇太子は石油に頼らない国づくりに向けた改革で成果を強調する場だと位置づけるが、新型コロナウイルスも影響して国外の投資家や企業経営者の多くは参加を見送っています。

 

 

 

石油関係ではかなり厳しいので原油は止まらない値上がりが続きそうです。残念ですがかなり世界的に電力不足になるんじゃないかと思いますね。

 

 

 

その弊害で加工ができない中国など影響がでてきますね。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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