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研究ブログ【コラム】#248

こらむ・マグロ所長

でてくるでてくる ハイテクの決算内容をおさらい。パート2

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

さて、アメリカのGAFAと呼ばれるところの決算でもおさらいしましょうか。

 

 

 

米グーグルの持ち株会社、米アルファベットが27日に発表した2021年4~6月期決算は、売上高が前年同期比62%増の618億8000万ドル(約6兆8000億円)、純利益が同2.7倍の185億2500万ドルでした。

 

 

 

欧で経済再開が進み、インターネット広告の需要が急回復した追い風を受けました。

 

 

 

ヨーロッパでまたお金を絞り取られそうですが。売上高と純利益は四半期ベースで過去最高を更新し、1株利益は27.26ドル(前年同期は10.13ドル)になりました。2倍以上です。

 

 

 

主力のネット広告の売上高は前年同期比69%増の504億4400万ドルでした。動画共有サイト「ユーチューブ」向けの広告は84%増の70億200万ドルでした。ユーチューブすごいですね。

 

 

 

巣ごもりもあり、加速しています。強化を進めているクラウドコンピューティング事業の売上高は前年同期比54%増の46億2800万ドルです。営業損益は5億9100万ドルの赤字(前年同期は14億2600万ドルの赤字)です。

 

 

 

米アマゾン・ドット・コムなどとの競争が激しく、収益は改善しているものの赤字が出ています。

 

 

 

AWSが強すぎて、残念ながらまだまだ足りないようです。

 

 

 

そして、最後はインテルです。

 

 

 

インテルですが2021年4~6月期決算は、売上高が前年同期比微減の196億3100万ドル(約2兆1600億円)、純利益が1%減の50億6100万ドルでした。

 

 

 

新型コロナウイルスの流行を機に販売拡大に勢いがついたパソコン向けが好調を持続する一方、データセンター向けの苦戦しているようです。

 

 

 

残念ながらデータセンターは厳しいです。実質1株利益は1.28ドル(前年同期は1.14ドル)となり、売上高とともに市場予想を上回りました。

 

 

部門別の売上高はパソコン向けを主体とする「クライアントコンピューティンググループ」が前年同期比6%増の101億900万ドルとなる一方、「データセンターグループ」は9%減の64億5500万ドルになりました。

 

 

 

部門で見ると大きく伸び切らないところは結局データセンター事業ですね。

 

 

 

成長鈍化させているところですね。データセンター向けCPUは競争が激しくなっていて、米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)がインテルと同じ基本構造の製品でシェアを拡大する一方、米エヌビディアなど英アームの技術を活用する企業による新規参入や事業強化の動きも相次ぐ、かつて9割超の世界シェアを握っていたインテルは「挟み撃ち」に遭っている状況です。

 

 

 

残念ながら、古いものは取り残されるというのはこのことでしょう。

 

 

 

古い考えで固執していた結果が、委託生産で販路を拡大させた、AMD、NVDAということですね。

 

 

 

今後も決算のまとめは定期的に出していきます。次はNVDAのときでしょうか。

 

 

 

以上、マグロでした。

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