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研究ブログ【コラム】#246

こらむ・マグロ所長

アマゾン ジェフ・ベゾスさんに逆風が。ついにはブルー・オリジンも。

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

さて、宇宙開発では有名なジェフ・ベゾスさん率いるブルー・オリジンですが米航空宇宙局(NASA)に対し月面着陸船の開発費用として最大で20億ドル(約2200億円)を負担すると表明しました。

 

 

 

NASAは4月に米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)率いるスペースXへの製造委託を発表済みですがコストを抑えた提案でNASAからの受注獲得の機会を得る狙いがあるようです。

 

 

 

ベゾス氏がNASAのビル・ネルソン長官に宛てた公開書簡で明らかになっています。月周回軌道と月面を行き来する着陸船は、NASAが2024年にも月面に宇宙飛行士2人を送る有人探査計画「アルテミス計画」で使われる予定です。

 

 

 

ベゾス氏は自身が設立した宇宙開発ベンチャーの米ブルーオリジンが、米政府の2021会計年度(20年10月~21年9月)と22会計年度(21年10月~22年9月)でNASAからの開発費の支払いを放棄する提案をしたそうです。

 

 

 

2年間で最大20億ドルを同社が肩代わりする。地球低軌道への試験機ミッションも自費で実施するというものです。

 

 

 

当初、月面着陸船の製造にはブルーオリジン、スペースX、米アラバマ州を拠点とする防衛企業のダイネティクスが名乗りを上げ、NASAは20年に3社と10カ月間の研究開発のための契約を結んでいました。

 

 

 

このうち2社が選定される見込みでしたが4月にNASAは予算の制約や安全性を理由に契約額28億9000万ドルでスペースX1社への製造委託を発表しました。

 

 

 

つまり、ブルー・オリジンからすれば当初は2社を選定して、スペース産業のためにNASAと協力していく手はずだったのが裏切られたというような格好ですね。

 

 

 

バイデンさんはアマゾンきらいですもんね。wwwwww

 

 

 

それはさておき、スペースXに一社と契約していることに対しての不満をこのような形で抗議しているわけです。

 

 

 

さらにブルーオリジンとダイネティクスは競争の機会が与えられなかったとして米政府監査院(GAO)に抗議し、契約は中断されています。

 

 

 

GAOが8月4日までに裁定を下す予定だ。ベゾス氏はスペースXのみが選定されたのは同社に入札価格を修正する機会が与えられたためで、自社にはなかったと主張しています。

 

 

 

「単一の受注企業へのアプローチではなく、NASAは本来の戦略である競争を受け入れるべきだ」とし、入札の再考を求めています。

 

 

 

ジェフ・ベゾスさんはアマゾンでもマイクロソフトと争っていますし、スペースXと争っていますし、大変な1年になりそうですね。

 

 

 

受託を国から受ければ莫大な儲けになります。

 

 

 

果たして変革はできるのでしょうか。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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