国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#275 マグロ研究所 VOL275 国内相場275 国内相場275 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 連休を挟んで相場を見ていきましょう。まずはアメリカからです。10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し、前週末比162ドル79セント(0.4%)安の3万6068ドル87セントで引けています。 米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを前倒しするとの観測が投資家心理の重荷です。午前中には一時600ドル近く下げたが、米長期金利の上昇が一服するとハイテク株が買い直され、下げ渋った形です。 ハイテク株比率が高いナスダック指数は5営業日ぶりに小反発し、前週末比6.926ポイント(0.04%)高の1万4942.828で引けました。 売りが先行し、午前中には2.7%安まで下落率が拡大する場面もあったが、取引終了の間際にプラスに転じ、力を見せました。 市場ではFRBが金融引き締めを急ぐとの観測が広がっていて、ゴールドマン・サックスがFRBの今年の利上げ回数予想を従来の3回から4回に引き上げ、資産圧縮の開始時期も12月から7月に早めるということで予想を出しています。 午前中は、長期金利が上昇すると相対的な割高感が強まる高PER(株価収益率)銘柄に売りが広がりました。ただ、長期金利が1.80%を明確に抜けられず、1.7%台に低下するとハイテク株には押し目買いが入るという流れです。 一方、アナリストが投資判断を引き下げたスポーツ用品のナイキが大幅安でした。年明け以降、ハイテク株に比べ底堅かった景気敏感株は短期的な利益確定売りに押され、航空機のボーイングや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が下げています。 ダウ平均の構成銘柄以外では電気自動車のテスラが3%高となり、ネット検索のアルファベット(グーグル)も上げていました。 そんな感じでアメリカは動いていましたが長期金利と為替の動きが少し落ち着いて来たかなと思います。そんな中で為替については115円前半と年末とは大きくちがいますね。 そして原油についてはしっかりと産油国の情勢で上がっています。80ドル目前で下げたりする場面がまだ数回あるとは思いますが80ドルまでは行くと見ています。 さて、日本はどうでしょうか。現在9時ちょうどの時点では予想が日経平均株価先物で28378.50 -100円安ですがハイテク関係が頑張ったので東京エレクトロンやアドバンテストが回復するかもしれませんし、なおかつその他のハイテクも頑張るかもしれません。 現時点では日経平均株価、28373.39 -105.17円で推移しています。残念ながら、マイナスが大きいですが後半に掛けてマイナス幅は減ると思います。 では以上、マグロでした。 Twitterで最新情報や新規ブログニュース情報を発信しています。 フォローして頂けると励みになりますので、宜しくお願い致します。 Twitter Tweets by bdizYEnbtpyZJy3 研究ブログ【コラム】#399 研究ブログ【コラム】#400