国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#220 マグロ研究所 VOL220 国内相場220 国内相場220 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 さて、アメリカからです。12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比117ドル72セント(0.3%)安の3万4378ドル34セントでひけました。 要な米経済指標や主要企業の決算発表を13日以降に控え、様子見ムードしかなかったと思いますね。その中で国際通貨基金(IMF)が世界と米国の経済成長率の予想を下方修正し、景気敏感株を中心に売りがでていました。 13日には9月の米消費者物価指数(CPI)が発表されます。サプライチェーン(供給網)の混乱でインフレ懸念が強まる中、最新のデータを確認したい投資家が多いことでしょう。 同日午後には米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(9月開催分)を公表があります。 同会合では年内のテーパリング(量的緩和の縮小)開始の方針を示していますし、サプライズはないとは思いますがそれでも警戒が必要ということでしょう。 今後の金融政策を占う材料になるため、議論の中身への市場の関心は高いです。 インフレを背景にしたコスト高が警戒される中で、主要企業の決算発表もあります。13日の銀行のJPモルガン・チェースを皮切りに、今週から2021年7~9月期決算の発表が本格化していきます。 週内にはバンク・オブ・アメリカやゴールドマン・サックスなど金融大手が発表を予定しています。 世界経済の今年の実質成長率は5.9%と前回7月の予測から0.1ポイント引き下げられましたが供給制約の強まりなどを理由になっています。 米国の成長率は前回から1.0ポイントの大幅な下方修正で6.0%です。これを受けて景気敏感株が売られ、化学のダウや建機のキャタピラー、航空機のボーイングが下げています。 ハイテク株は顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムなど一部のソフトウエア銘柄は買われたものの、総じて売り優勢です。長期金利が少し下がったとはいえ、それでも以前よりも高い水準です。 来年のDRAM価格の下落観測が伝わった半導体株も下げた銘柄多いです。 さて、日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが28222.74 -8.70円で推移しています。値動きがほとんどありませんがこれからマイナスが大きくなるかもしれません。 為替はもそのままに113円で円安推移しています。 恐らくですがダウ平均先物が今日はメインになるのではないでしょうか。 ハイテクはアメリカが上がらない以上、日本でも同じように下げ、もしくはそのままでなかなか上げにはならないですね。 以上、マグロでした。 研究ブログ【コラム】#316 研究ブログ【コラム】#317