国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#217 マグロ研究所 VOL217 国内相場217 国内相場217 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 まずは、アメリカですね。アメリカですが米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比337ドル95セント(1.0%)高の3万4754ドル94セントで引けています。 しっかりと高いのは米与野党が連邦政府の債務上限問題の先送りで合意したのを受け、投資家心理が改善し、景気敏感株からハイテク株まで幅広い銘柄に買いが優勢になりました。 民主党上院トップのシューマー院内総務は7日朝、「12月初めまで債務上限を暫定的に引き上げることで合意した」と述べています。12月以降の予算執行には債務上限の引き上げが再び必要になるが、当面は連邦政府のデフォルト(債務不履行)が回避されるとの安心感がでています。 ダウ平均は午前中に550ドル超上げる場面があったが、取引終了にかけて伸び悩んでいます。米原油先物が安く始まった後、午後にかけて需給逼迫観測から上げに転じています。どこまで原油は高くなるのでしょうか。 原油高はインフレ圧力の高まりと企業収益の圧迫につながるとの警戒感が強いんですよね。 ハイテク株が多いナスダック総合株価指数も3日続伸し、前日比152.105ポイント(1.0%)高の1万4654.016で終えています。 ちなみに半導体のサムスンですが021年7~9月期の連結営業利益は前年同期比28%増の15兆8000億ウォン(約1兆4800億円)だッタということでハイテクの内容は強いと思いますね。 アメリカではそろそろ年末商戦の話もでてきますし、決算がそろそろです。 今だからこそ、買い場かもしれませんね。 では、日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが28063.11 +384.90円で大幅高になっています。 為替は変わらず、アメリカの長期金利が上昇中ですがしっかりとしています。ソフトバンクG、リクルート、東京エレクトロン値がさ株がいいですね。 恐らく、上げ幅次第では値がさ株が頑張れば400円高までは行きそうですが、後半は失速するかも入れませんね。 今、大きな問題になっているのが原油高ですね。流石に一気に単価が上がっていますので今後もどんどん問題になるでしょう。 現在の世界的なエネルギー価格の上昇の大きな理由は、クリーンエネルギーへのシフトを加速する欧米石油会社が過去数年のあいだ石油やガス、石炭などの開発投資をおさえ、コロナ危機後の需要回復を前に供給の制約があきらかになったので上がるわけです。 そもそも、コロナで使用量が減っていた中で、ある程度コロナから回復しているのにも関わらず、生産量はそのままで需給は大幅に増えるのに需給バランスは需給過多になります。 つまり、ウッドショックと一緒ですね。それ以上に長引きそうです。 以上、マグロでした。 研究ブログ【コラム】#311 研究ブログ【コラム】#312