国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#213 マグロ研究所 VOL213 国内相場213 国内相場213 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 さて、先週末のアメリカからですが前日比482ドル54セント(1.4%)高の3万4326ドル46セントで引けています。 製薬のメルクが1日、開発中の新型コロナウイルス経口治療薬の有効性を確認し、早急に緊急使用許可を申請すると発表しました。 治療薬が普及すれば、経済活動が正常化に向かうとの見方から、経済再開の恩恵を受ける銘柄に買いが再度集まっています。 メルクの治療薬は患者の入院や死亡を大幅に減らす効果が確認されたそうです。 旅行・レジャーや消費関連などの銘柄が買われ、映画・娯楽のウォルト・ディズニーとクレジットカードのアメリカン・エキスプレスが4%高、クレジットカードのビザと航空機のボーイングは3%高で終えた。メルクも8%上昇しました。 1日発表の9月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が市場予想に反して前月比で上昇したのも景気敏感株を中心に買いの材料になりました。 米連邦政府の債務上限問題は解決しておらず、18日にも政府資金が枯渇して米国債が債務不履行(デフォルト)に陥る可能性がまだまだ残っています。つなぎ予算は成立したもののまだわからない状況です。 クラウドサービスのファイブ9の買収が破談になったビデオ会議システムのズーム・ビデオ・コミュニケーションズも上昇しています。というより破談担っていたのがウケました。 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反発し、前日比118.115ポイント(0.8%)高の1万4566.697です。 長期金利も1.4%まで戻っていましたので問題は少ないかと。これからどんどん上がるようであれば再度注意が必要ですね。 VIXもだいぶ下がりましたがそれでも20を超えていますので少し注意は必要ですね。まだまだ20を超えているのはボラティリティが高いということですので。 さて、日本はこの上げをウケてどうでしょうか。日経平均株価ですが、28860.73 +89.66円で推移しています。 ハイテク関係が相場を引っ張っていますね。東京エレクトロン、アドバンテスト、村田、任天堂と残念ですがきついですね。 その他ではしっかりと上がっている銘柄も多いので日経平均株価もプラスと言う状況でしょう。 さて、気になるのは岸田さんの話している金融所得に対しての税金ですね。ここを上げるのではないかと危惧されています。 マイナンバーを活用して金融所得(配当所得と譲渡益)を名寄せして、50万円以上の金融所得の税率を現状の20%から30%に引き上げると高市さんが話していましたから可能性はありますね。 今後でてくる動向には注意は必要ですね。 以上、マグロでした。 研究ブログ【コラム】#307 研究ブログ【コラム】#308