国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#210 マグロ研究所 VOL210 国内相場210 国内相場210 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 やっと調整的な下げが来そうです。これだけ下げても実際まだまだ下げは足りないと見ています。 前日比569ドル38セント(1.6%)安の3万4299ドル99セントで引けています。 米長期金利が一時、6月中旬以来の水準に上昇し、金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすいハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄が売られました。米連邦債務の上限問題への懸念も投資家心理を冷やしたわけです。 28日の米債券市場で長期金利が一時1.56%と前日終値(1.48%)から大きく上昇しました。かなりのボラティリティです。為替ももちろん動きますが111円で為替がエグいです。 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表された22日以降、長期金利はほぼ一本調子で上昇しています。急速な金利上昇ですね。 ソフトウエアのマイクロソフトが4%近く下げ、顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムとスマートフォンのアップルも売られています。 米上院共和党は27日、12月までのつなぎ予算と2022年12月まで米連邦政府の債務上限の適用を凍結する措置を一体化した法案の上院本会議での採決を阻止しました。 10月以降の財源が確保できず、米連邦政府の閉鎖やデフォルト(債務不履行)の可能性が意識されていますが、実際ここの問題はあまり大きくありません。実際に解決すると見ています。 それよりも先にお話している長期金利でしょう。米商務長官が「中国政府は自国の航空会社による米国産の航空機の購入を阻止している」と述べたと28日に伝わったのを嫌気し、航空機のボーイングが下げています。 半導体関連株の下げが目立ち、アナリストが投資判断を引き下げた半導体製造装置のアプライドマテリアルズ(AMAT)は7%安。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は6%安、エヌビディアは4%安となりました。 VIXもエグいですね。20を軽々超えていきました。そしてすごいことにここまで来ると流石に調整するんじゃないかと思います。 買い場になってくると見ています。 さて、日本はどれだけ下げているのでしょうか。日経平均株価ですが、29586.14 -597.82円で推移しています。 アメリカの影響は大きいですね。そして、下げが大きいのはやはりハイテク、半導体の東京エレクトロン、アドバンテストですね。 ここで思うことは日本はアメリカの方で調整が来るのであれば日本も同じように下がるしかないかもしれません。 為替が111円だろうが日本独自の相場にはならないですね。アメリカに釣られる以上は下げを想定しておきましょう。 ただ、ハイテク主導で下げたならば、逆もあります。ハイテク中心に相場が牽引される可能性が今後も高いので押さえておきたいのはハイテクですね。 以上、マグロでした。 研究ブログ【コラム】#302 研究ブログ【コラム】#303