国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#203 マグロ研究所 VOL203 国内相場203 国内相場203 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 さて、昨日のアメリカ相場からですが前日比63ドル07セント(0.2%)安の3万4751ドル32セントで引けています。 朝方発表の8月の小売売上高が市場予想に反して増加したのを好感して消費関連株が買われました。 米景気の減速懸念は根強く、資本財など景気敏感株が売られて相場の重荷となりました。 小売売上高は前月比0.7%増と市場予想(0.8%減)に反して増加しています。消費は若干ながら増えていました。コロナの再拡大で減っていると考えられていましたが逆でした。 変動の大きい自動車・関連部品を除くベースも1.8%増と市場予想以上に増えていました。アメリカの消費は底堅く堅調であると再度認識されています。 ホームセンターのホーム・デポやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど消費関連株が総じて買われたわけです。 もっとも、新型コロナウイルスのデルタ型の感染拡大で米経済活動の正常化は遅れるとの懸念は根強く、消費関連株以外に買いが全くありませんでした。そのためマイナスで終わっているわけですね。 ダウ平均の構成銘柄以外では銅価格の下落などを背景に、鉱山のフリーポート・マクモランやニューモントなど資源株の下げも目立っています。 コモディティでも下げがでているのは不思議ですが、鉱山系か供給関係で何かあったのでしょうか。 ハイテクについてはしっかりとプラスで終えています。この相場の中でしっかりと上がるのはハイテク以外にはありえませんね。 長期金利が若干ながらプラスで動きましたがそれほど影響もありません。他にもVIXが動いていますが20を超えるようなところまでも来ていません。 さほど影響はないでしょう。そうなると何かしらの動きがほしい中でハイテクに頼るほかありません。変動が大きい来月の月なので調整とかも有り得そうです。 現時点では日本の方が材料は多いかもしれません。 さて、日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが30420.21 +96.87円で推移しています。今の所日本は確実に選挙に向けての動きになっていますね。 自民でいくとは思いますがその中でも誰が総裁になるのかです。 現時点では有力候補3人まで絞られていますが実際には岸田さんと河野さんの一騎打ちでしょうか。 日本相場は材料が政治的なものにはなりますがまだそういった期待がありますよね。 それでも逆の動きになる場合もすごいスピードで動くということは頭に入れておきましょう。 以上、マグロでした。 研究ブログ【コラム】#290 研究ブログ【コラム】#291