国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#197 マグロ研究所 VOL197 国内相場197 国内相場197 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 さて、昨日のアメリカ相場ですが前日比68ドル93セント(0.2%)安の3万5031ドル07セントで引けました。前日までの2営業日で300ドル余り下げたため朝方は買いが先行しましたが次第に売りが増えていきマイナスになりました。 3日発表の8月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を下回ったのをきっかけに経済成長率見通しを下方修正する金融機関が増え、8日の投資家心理の重荷となりました。 米連邦準備理事会(FRB)は8日に発表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、新型コロナの感染拡大で夏場に景気回復がやや鈍化したとの認識を示しています。 ただ、ダウ平均の下げ幅は大きくはなりませんでした。米労働省が発表した7月の雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人件数が5カ月連続で過去最高を更新しました。 経済再開に伴う求人増加は続いており、雇用回復は続くとの見方は支えとなりました。 ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は8日、テーパリング(量的緩和の縮小)について「経済が予想通りに改善を続けるなら、年内に資産購入のペースを下げ始めることが適切だろう」と発表しています。 8月の雇用統計を受けても年内のテーパリング開始予想を維持する金融機関は多く、相場への影響は多少なりともでています。 ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落しており、前日比87.691ポイント(0.6%)安の1万5286.637で引けました。 エヌビディアなど半導体株も総じて安く、暗号資産(仮想通貨)交換業者のコインベース・グローバルが売られています。 コインベースはSECから提訴される可能性があり、問題になっています。SECが問題視しているのはコインベースが数週間後に導入を予定していた仮想通貨の融資サービスです。 顧客が同社を通じて、価格が米ドルに連動したステーブルコイン「USDコイン(USDC)」を別の顧客に貸し出し、年4%の利回りを得られる仕組みですが、有価証券の扱いになるかもしれないので認可が必要と警告しています。 では日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが30029.82 -151.39円で推移しています。 流石に上げも続いており、アメリカ全体が下げていたので日本も同様に上げは続きませんでしたね。 それでも下げ幅は現時点ではそこまで大きくはありません。ただ、値がさ株は軒並みマイナスなので今日はマイナスで終わる感じですかね。 為替も110円で推移しており、そこまでの大きなマイナスは想定できませんがそれでも日経VIは数値が高いのでボラが大きくなる可能性はありますので少し注意は必要です。 以上、マグロでした。 研究ブログ【コラム】#282 研究ブログ【コラム】#283