国内相場167
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
さて、昨日のアメリカからですが6営業日ぶりに反落し、前日比85ドル79セント(0.2%)安の3万5058ドル52セントで引けました。
中国政府がインターネット企業への規制を強化する中、香港株と上海株が大幅安になったのも投資家心理の重荷になっています。
中国当局の規制の対象は中国のインターネット企業ですが、前にも記事に取り上げました。最近ではアリババへの当たりがきついということでしたがITに対象を定めていじめを行っていますね。
当局よりも力を持つことは許さないということですね。よっぽどじゃない限り中国がアメリカの大手に追いつくにはまだまだ時間がかかると思います。
新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大で世界経済の先行き懸念が強まったことも、投資家がリスクを取る姿勢を後退させています。
算発表で2021年12月期通期の売上高見通しを上方修正した工業製品・事務用品のスリーエムも材料出尽くしの売りになっています。
昨日までは決算相場でいい感じでしたが今はあら探しになっています。
さらに昨日決算のインテルも最初はいい数字ということで上がりましたが成長戦略で新製品投入計画に変更がなく、期待外れと受け止められた形で下げました。
主力ハイテク株が総じて売られたのも相場を押し下げています。
本日から決算がハイテクでは本格的にスタートしますがしょうがないでしょうね。
下げで持ち高調整に動いています。流石にこのまま上げ続けることは無いかもしれません。
それでも他の指数面では長期金利が上がってはいますが以前ほどでは有りません。VIX指数も上がりましたが20ポイント以下です。
為替がドル安で110円を割りました。これも誤差の範囲内ですね。
マイクロソフトが発表した決算では売上高と利益が市場予想を10四半期連続で上回ったそうです。
具体的な内容等は明日以降にお伝えしていきますがクラウドのアズールで成長鈍化懸念でマイナスになっているようです。
ジェダイプロジェクトのこともありますし、大変ですね。
では日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが27732.34 -237.88円で推移しています。
ソフトバンクGがエグいですね。6800円台まで下がっています。1銘柄で60円マイナスです。
全体的には値がさ株、大きいところがマイナスが大きいです。上がっている銘柄も案外多いです。
為替が109円ですが、誤差の範囲内と見ています。そして、日本のVIは20を大きく超えています。ボラティリティが大きくなりそうです。
ソフトバンクGはもろに中国の規制を受けていますね。保有するアリババの株式の価値ですよね。
ソフトバンクGは結局、アリババの株式に依存していることには変化有りませんのでこうなることは必須ですね。
おそらく、アメリカの決算とFOMC待ちなので明日も荒れるかもしれませんね。
以上、マグロでした。