こらむ・マグロ所長
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
最近株価も調整局面に入りそうな感じでなんとも言えないですね。
さて、今回中国に対しての体制が米では依然として、脱中国を目指しています。
というのも最近で言えば半導体がかなり不足しています。
安定的に調達できる体制を準備するために対立する中国に依存する供給網からの脱却を目指しています。
バイデン大統領は供給網の国家戦略を作るように命じる大統領令に署名をします。
半導体の他にもEV用の電池、レアアースですね。
同盟国との協力によって供給網を強靭なものにするという感じみたいですね。
特に半導体であればTSMCの本拠地である台湾との提携に加えて、日本、韓国もその中にはいっているようです。
レアアースでは同盟国と協力して、豪での開発に力を入れるみたいですね。
特に半導体ではあればどうにでもなるのですが、レアアースではそんなことがあんまり言えないんですよね。
レアアースは断トツで中国が生産量のシェアを握っています。
そこでなんとかということで白羽の矢が立ったのが豪というわけですね。
豪でもシェアは7%ほどはあります。
もちろん現段階ではかなり厳しいです。そもそも、米でもレアアースでは中国から8割も輸入に頼っている上に、医薬品だと9割くらいですね。
過去に日本でも中国との対立で、尖閣諸島問題で日本にレアアース輸出の規制が入ったことがありました。
それだけ資源は外交において武器になるわけですね。
もちろん、尖閣諸島の問題はそれ、レアアースの規制は別個の問題として扱わなければいけませんがそうも言えないでしょう。
だからこそ、米国も国交断絶とまではトランプさんでも簡単に行かないわけでした。
半導体の不足に話は戻りますが、具体的には半導体の製造で工場誘致に成功したということです。
アメリカ本土で作ってもらえば輸出入がストップしてもなんとかなるからですね。
アメリカの補助金も使って1兆2400億円も投じて半導体の量産に踏み出すことになりそうです。
今後も米中の対立には日本も巻き込まれていきますが、トランプさんほど過熱したものにはならないと思います。
以上、マグロでした。