こらむ・マグロ所長
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
アメリカではかなり家計の貯蓄残高が膨らんできています。290兆円もあるみたいです。
コロナ対策で家計向けの現金給付や失業給付金でかなり潤沢になっているみたいですね。
特にそのお金が投資金融資産に振り向けられています。
だからこそ、コロナでさがってからNYダウ平均株価で+70%、ビットコインで8倍とメチャクチャですよね。
さらに最近ではロビンフッドにてゲームストップ株事件もありました。
面白いくらいに相場が向こうは上がっていく感じになっています。
世界経済のど真ん中である以上、お金が世界から集まるのは必然かなと思う反面、最近の上昇の仕方は怖いですよね。
更にバイデン政権では追加経済対策で1.9兆ドルのお金が市場に入ってきます。特に個人にも追加で1400ドルお金が給付されます。
このお金が投資に向かうとなればさらなる上がり方が形成されるのではないかと感じますね。
問題はこの給付金などでアメリカのインフレ率は上昇するのかということです。
消費として使用されるのであれば、雇用回復や需給ギャップの改善になるかもしれません。
インフレ率はそうなれば2%という数字も達成可能です。
しかし、株式市場にとってはとても良くないニュースになるでしょう。
ハイテク中心にめちゃくちゃ上がってきたNASDAQを含めて、アメリカの株式でインフレ達成ということになれば金利が長期金利が上昇するでしょう。
そうなれば確実に相場の方ではハイテク中心に株が大きく売られる原因になる可能性が大きいです。
それだけ、中央銀行が介入しているのできついんですね。
日本もそうですが、日銀やFRBの介入がなくなれば相場を支える役目を果たすものがその時だけいなくなるためかなり危うい動きになることが想定されます。
今一度、どういったリスクがあって、相場に対しての相関関係は把握しておきましょう。
これだけ相場が上がっていればもちろん、下げもあります。
なくなるということはありませんが下がってしまうことは必然です。
そういったことも想定しながら相場を見ていきましょう。
以上、マグロでした。