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研究ブログ【コラム】#392

こらむ・マグロ所長

SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」とは

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SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」とは

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

持続可能な開発目標、SDGs(エスディージーズ)は、2016年から2030年までの15年間の国際目標です。2015年9月の国連サミット全会一致で選ばれました。

 

SDGsは2030年までに、今よりも住みやすく、平和で安全な世界の実現を目指します。17のゴールと169のターゲットは、全人類が取り組むための普遍的な目標として計画されました。

 

 

 

SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」は、「持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」ことがテーマです。

 

「包摂的な社会」には、「誰も排除することなく全員を包み込む社会」という意味があります。つまり世界中の平和を維持するためには、暴力や差別をなくし、誰一人排除することなく法的に守られるべきなのです。このように、SDGsの目標16は全員にとって平等な社会制度をつくることを目標としています。

 

 

 

目標16「平和と公正をすべての人に」ができた背景には、次のような現状があります。

・内戦や紛争

・あらゆる暴力

・汚職や贈賄

・法的に存在していない子どもたち

世の中の不平等をなくし、全員が法律にもとづいて手続きなどを進められるような環境にしなければなりません。人々が安心して生活できる世界をつくりあげていくことが必要です。

 

たとえば日本国内の問題解決に必要なことを例に挙げると、国民がもっと政治に参加して、少数に権力が集中しないようにする必要があります。日本の投票率は低い水準を推移しているため、まずは投票率を上げることが課題だといえるでしょう。

 

 

 

特定非営利活動法人シャプラニール(市民による海外協力の会)は現在、バングラデシュとネパールで「取り残された人々」を救う活動をしています。たとえば貧困や社会的格差が原因で学習できない子どもたちの支援や、自然災害から身を守る防災支援、人として誇りを持ち社会とつながるための支援などです。これらの支援活動をパートナー(支援者)とともにおこなうことで、持続的な支援が続けられます。

 

 

 

SDGsの目標16を達成するために私たちにできることは、まず国内外の情勢を知ることです。日本に住んでいると比較的平和に過ごせているように感じますが、児童虐待やその他の犯罪が多発しています。さらに世界に目を向けると、戦争が絶えない地域に住んでいるせいでまともな生活ができない人がたくさんいるのです。

 

そのような現状を知ったら、SNSなどで拡散しましょう。募金で関連する団体に支援することもできます。小さな支援でも一人ひとりの活動が誰かの役に立つはずです。

 

 

 

 

 

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