こらむ 研究ブログ【コラム】#383 こらむ・マグロ所長 アイフォンと対抗している企業はまだまだ日本でもいます。 こらむ アイフォンと対抗している企業はまだまだ日本でもいます。 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 週末を中心に「1円」などの安値で米アップルのiPhone SEが売られています。そんな中で日本メーカーも負けじと1円スマートフォンで巻き返しを図っています。 「シャープには絶対に負けない」。ここ数年ソニーのスマホ事業は販売台数が激減して赤字が続くなど崖っぷちに立っています。事業の存続すら検討される中、2018年にソニーモバイルコミュニケーションズ(当時)の社長を引き受けたのが、シャープとの対決姿勢を見せた岸田光哉氏(現ソニー常務執行役員)です。 それまでラインアップ構成が分かりにくかったXperiaを立て直し、ハイエンド機種から1、5、8、10といった型番の数が増えるごとにエントリーモデルにしていくというシリーズに刷新。ユーザーから支持を得ています。 Xperia Ace IIは他のXperiaとはデザインテイストが違い、5G対応が当たり前のなかで4Gにしか対応しないまさにXperiaのなかでも異端の存在でところがNTTドコモで大ヒット商品になり、「iPhone SEよりも売れている」(関係者)というほどです。 勝因となったのは価格設定で4G対応にとどめるなどコストを削り、価格を2万円程度に抑え総務省のルールでは回線にひも付く割引は2万円まで適用できるとあって、店頭では1円などで売られるのも珍しくなくなっています。 一方で巻き返しを図ろうとしているのがシャープでこれまで4年連続で国内Androidシェアにおいてトップだった同社12月6日には新シリーズとなる「AQUOS wish」を発表。22年1月以降に発売予定です。 AQUOS wishは5G対応でありながら、携帯電話キャリアによる2万円程度の割引を適用すると1円で売られる価格設定となっています。 各社が2万円程度のエントリーモデルに注力するのは「はじめてスマホを買う層」をターゲットにしているからですね。 ようやくケータイからスマートフォンに乗り換えるのは、高めの年齢層が中心で一方で春商戦には初めてスマートフォンデビューする子供がメインとなります。 だからこそ、材料としては価格が購入時の材料になるわけです。 ソニーとシャープ。両社は21年にハイエンドモデルでは、1インチのセンサーを採用したカメラに特化したスマホでガチンコ勝負を展開していました。ハイエンドモデルではスペックと機能性により、ブランドイメージを形成しています。一方で1円スマホによって販売シェアを高めるという激しい競争も繰り広げられているのが現在です。 アイフォンには機能面で勝てるのは結局無理だと思いますね。 以上、マグロでした。 Twitterで最新情報や新規ブログニュース情報を発信しています。 フォローして頂けると励みになりますので、宜しくお願い致します。 Twitter Tweets by bdizYEnbtpyZJy3 研究ブログ【コラム】#382 研究ブログ【コラム】#383