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研究ブログ【コラム】#363

こらむ・マグロ所長

あれあれどうした?インフレにビビってるんですけど

こらむ

 

 

 

あれあれどうした?インフレにビビってるんですけど

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

米連邦準備理事会(FRB)の首脳が相次ぎ、11月から着手した量的緩和縮小(テーパリング)のペースを速める可能性に言及しています。

 

 

 

というのも最近、原油高、コモディティ、株といった具合に相場はかなり上がっていますし、原油高から派生して商品単価も上がっています。

 

 

 

高インフレの長期化に対する警戒を一段と強めています。2022年半ばを想定している終了時期を前倒しし、その後の政策金利の引き上げに早めに動ける余地をつくる狙いがあります。

 

 

 

つまり、円安、ドル高でかなり動くことを想定して今為替が動いているわけですね。

 

 

 

クラリダ副議長は19日のオンラインでのイベントで「今から12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までの間に得られるデータを注意深く見る」と表明し「テーパリングのペースを上げることを議論することが適切かもしれない」との認識を示しています。

 

 

 

ウォラー理事も同日の講演で「今後のデータに基づき、より早いテーパリングに移行する必要があるかもしれないと考えている」と述べています。

 

 

 

FRBは量的緩和として米国債と住宅ローン担保証券(MBS)を合わせて1200億ドルとしてきた資産購入月額を、11月から計150億ドルずつ減らし始めています。2022年6月にゼロとなる計画です。

 

 

 

ウォラー理事は「労働市場の急速な改善と物価上昇データの悪化を受けて、テーパリングのペースを速め、2022年に金融緩和策をより迅速に解除することを支持する」との見解を示しています。

 

 

 

これだけインフレが高まっていますので大きく為替は動きますし、米国にとってはドル高になる一方です。

 

 

 

世界の基軸通貨である以上ドルに対しお金が集まることはしょうがないんですがそれ以上にドル高が進んでいる感じです。

 

 

 

FRBが「一過性」と表現する高インフレを「いずれ消える雪」にたとえて、「1週間は降り積もると予想される場合は早めに行動し、歩道の雪かきや道路の除雪をしたほうがよい」と指摘しています。

 

 

 

「私にはインフレがしばらく降り続ける大雪のようにみえてきている」と語った。テーパリングのペースを決めるうえで「次の数カ月が重要になる」と話しています。

 

 

 

利上げ時期については「今後のデータをみて判断したい」と述べた。FRBの保有資産の縮小については過去の取り組みにならい、タイミングを見定めて進めるべきだとの考えを表明しています。

 

 

 

気になる点はこのインフレペースであれば利上げのタイミングも早くなりますし、その分ハイテク株は厳しくなります。

 

 

 

今後も様々な点からインフレに対しての動きをみていかないといけません。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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