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研究ブログ【コラム】#320

こらむ・マグロ所長

原油が止まりません。レギュラーガソリンがあああああ

こらむ

 

 

 

原油が止まりません。レギュラーガソリンがあああああ

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

ニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物の期近物が8日、一時1バレル80ドル台前半まで上昇しました。

 

 

 

流石にマグロもこの短期での上げには面食らってます。ここまで商品系が強いと想像できていたでしょうか。

 

 

 

コロナでの引き合いが下がっていた中でここまでの回復は予想できませんでした。ちなみにコロナだけが理由ではありません。

 

 

 

80ドルを超えるのは2014年11月以来、約7年ぶりとのことです。

 

 

 

新型コロナウイルス禍からの経済正常化や天然ガス高騰の影響で需要が回復する一方、産油国の生産抑制やハリケーン被害で供給が伸び悩み、世界的に需給が逼迫しているとあります。その他にも今、脱炭素社会と言われている中で発生量の抑制でも調整していると言われていますね。

 

 

 

WTIは7日までに年初来で6割上昇しています。株式よりもすごいですよね。経済正常化の進展に伴い、原油からつくるガソリンや石油化学製品の需要が回復してきています。

 

 

 

コロナでは在庫をほとんど持たなかったというのもあるでしょう。

 

 

 

足元では欧州で天然ガス価格が高騰し、アジアの液化天然ガス(LNG)のスポット(随時契約)価格も急騰しているため、相対的に割安になった原油を発電燃料に使う動きも広がり始めています。

 

 

 

天然ガスについても欧州ではロシアからのものですが、消費が増えたため、需給バランスが崩れています。

 

 

 

その中で、脱炭素ということで生産する方は量を減らしています。そうなれば需給バランスは需給が圧倒的に増えて、単価がつり上がっていきます。

 

 

 

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどでつくる「OPECプラス」は20年5月から大規模な協調減産を開始しています。

 

 

 

段階的に生産量を戻していると言われていますが、需要の伸びに追いついていないのが現状です。

 

 

 

今年夏に米国を襲ったハリケーン「アイダ」の被害でメキシコ湾岸での生産の一部も停滞しているようです。

 

 

 

世界の単価はWTIで決める以上、アメリカ近辺での被害はすぐに単価に反映されますので上がりやすくなっているということもありますし、今後も停滞するでしょう。

 

 

 

WTIは20年4月に一時マイナス40ドルまで下落しており、1年半で120ドルほど上昇した計算です。

 

 

 

他のコモディティも上がっていますがそれでも根幹となる原油のほうがここまで高ければ今後も世界的にものの単価が上がっていきますね。

 

 

 

私達の消費者は上がっていく値段に震えて眠るしかなさそうです。wwww

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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