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研究ブログ【コラム】#330

こらむ・マグロ所長

CEATECが開催されました。日本でもようやく通常に戻った?

こらむ

 

 

 

CEATECが開催されました。日本でもようやく通常に戻った?

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

国内最大級のIT(情報技術)の見本市「CEATEC(シーテック)」は19日、オンラインで一般公開されました。

 

 

 

家電から社会インフラまで、あらゆるモノがネットにつながるIoT関連の技術展示に力を入れています。主催者の電子情報技術産業協会(JEITA)はIoT市場が2030年に約400兆円と20年比で6割増えると予測しています。

 

 

 

世界的な「脱炭素」の流れをIoTにも取り込み、社会実装の拡大と産業振興につながると思われています。

 

 

 

「カーボンニュートラル(脱炭素)とインフラレジリエンスの実現は、全ての産業で取り組むべきものと言って過言ではない」。15日、JEITA会長の綱川智・東芝社長はIoTの目指す姿を強調していました。

 

 

 

東芝は再生可能エネルギーや蓄電池など分散した設備をIoTで束ねて管理できる仮想化技術を展示。天候に左右されやすい太陽光、風力発電量を予測し、消費電力と合致するよう全体を制御できるとのことです。

 

 

 

今回のシーテックは新型コロナウイルス流行の影響を受け、20年に続きオンラインのみでの開催でした。残念ながらまだまだ通常とおりには時間がかかりそうです。

 

 

 

出展者は314社・団体で前年から12%減っています。来場者とコミュニケーションを取りやすいよう各社のブースにビデオ通話の機能を備えたほか、初となるプレイベントを9月に開くなど、オンラインの特徴を生かした形式を整えています。

 

 

 

脱炭素時代で重要となる省エネ技術を披露するのがソニーグループです。人工知能(AI)機能を備えた画像センサーは、監視カメラなどで取得した映像をセンサー内で分析。大量の映像データをクラウドに送って分析するケースに比べ、消費電力を7400分の1に抑えられるということです。

 

 

 

今後、画像センサーは監視カメラや産業機器などに導入が広がる見通しでデータ通信に伴う消費電力の増加を抑える技術を実用化し、画像センサーを用いたIoTの普及を後押しような形です。

 

 

 

脱炭素を巡っては、日立製作所やパナソニック、米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の日本法人といった電機やIT(情報技術)など50社が、二酸化炭素(CO2)の排出量のデータを共有する仕組みを作る計画です。

 

 

 

取引先を含む排出量を確認できるようにして、各企業が調達や輸送など、脱炭素に向けた施策をとりやすくしていきます。

 

 

 

JEITAの予測では、IoT市場の400兆円の地域別の内訳は、米州33%、中国19%に対し、国内市場は5%にとどまるようです。

 

 

 

シーテックで披露した最新のIoT技術を国内で先行して社会実装し、信頼を積み重ねることが重要となりそうです。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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