1. HOME
  2. 研究ブログ
  3. こらむ
  4. 研究ブログ【コラム】#325

研究ブログ

様々な相場情報や関連記事

こらむ

研究ブログ【コラム】#325

こらむ・マグロ所長

最近のコモディティがすごいですよね。

こらむ

 

 

 

最近のコモディティがすごいですよね。

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

さて、最近の相場において商品系がかなりすごいですね。中国と欧州で深刻化する電力危機が非鉄金属に波及しています。

 

 

 

中国の電力不足や欧州のガスなどエネルギー価格の高騰を背景に、製造時に電力を大量に使う非鉄金属の生産施設では減産や停止が相次ぐという状況です。

 

 

 

供給懸念から在庫も急激な取り崩しが進み、需給の逼迫懸念からアルミや銅などの国際価格は過去最高値に接近しています。

 

 

 

国際指標となるロンドン金属取引所(LME)のアルミ3カ月先物価格は、日本時間15日に一時1トン3200ドル台に上昇しています。

 

 

 

2008年7月に付けた3380ドルの過去最高値に近づきました。銅も1トン1万300ドル台まで上昇し、今年5月に付けた最高値の1万747.50ドルの更新が視野に入ってきています。

 

 

 

亜鉛も15日に一時1トン3900ドル台と、07年以来14年ぶりの高値に急騰しています。

 

 

 

電力不足が、天然ガスなどエネルギー価格の上昇を通じて様々な商品の製造コストを大きく押し上げています。ベルギーやオランダに拠点を持つ亜鉛・鉛生産大手のニルスターは13日、電力コストの大幅な上昇などを背景に「プラントをフル稼働させることはもはや経済的に実現可能ではない」として、欧州の3つの製錬所での生産を同日から最大50%削減すると発表しました。

 

 

 

海外報道によれば、オランダのアルミや、ブルガリアの亜鉛製錬所なども停止しているもようです。アルミや亜鉛ほどではないが銅も製造時に電力を使うため「銅にも連鎖的に供給懸念が広がり始めている」(マーケット・リスク・アドバイザリーの新村直弘代表)との指摘もあります。

 

 

 

インフレ懸念の高まりに着目する投機マネーが、金属の高騰に拍車をかけるとの見方もある。「非鉄金属の中で最も流動性が高い銅は投資家のマネーが相対的に流入しやすく、最高値を更新する可能性がある」とのことです。

 

 

 

鉄くずでもかなり高いです。だいぶいい感じにコモディティまでが値上がりしていますのでこれからも資金の流入は続きそうです。

 

 

 

中国も計画停電をしているらしく受給に追いつかない供給のため、これからも続いていく電力不足によって値段は上がりますね。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

研究ブログ