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研究ブログ【コラム】#274

こらむ・マグロ所長

ソニーもIPに力を入れてきます。そして自分たちの作品を・・・

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

ソニーグループがゲーム作品の実写化に進みます。人気ゲーム「アンチャーテッド」など10作品の映画やドラマを製作するということです。

 

 

 

ゲーム原作の映画はヒットが少なく業界では「呪い」とまで呼ばれる鬼門だが、ゲームと映像のチームが同じ建屋に常駐して連携するようです。

 

 

 

米ネットフリックスなど配信大手に対抗するため、ゲームを切り札にコンテンツ企業として成長したいというところが見えますよね。

 

 

 

実際に最近のストリーミングでは独自コンテンツがかなり増えました。ネットフリックスの強みもそこですもんね。

 

 

 

さらにソニーもそこに行くということでゲーム原作をヒットさせる映画は数が少なく、呪いと言われている現状から脱却できるかどうかが鍵ですね。

 

 

 

映画の街として知られる米ロサンゼルスのカルバーシティ。映画事業を手がけるソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の本社内には、ゲーム会社のソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の特別チーム専用の部屋があるそうです。

 

 

 

22年2月劇場公開予定の「アンチャーテッド」が、SIEとの連携の第1弾となります。原作のアクションゲームは、07年の発売から約10年で、シリーズ販売数4000万本超となった大ヒット作です。

 

 

 

主演には映画「スパイダーマン」で主役を務めたトム・ホランドを起用し、総製作費は1億2000万ドル(約130億円)とも言われています。

 

 

 

アクションゲーム「ザ・ラスト・オブ・アス」(1作目は13年発売)と、カーアクションゲーム「ツイステッド・メタル」(同95年発売)も配信サービス向けのドラマとして製作中で、検討段階も含めて10作品で実写化を進めています。

 

 

 

実際に実写映画化が大変なのはゲームの作品として完成しているところから忠実に原作に沿った内容にするのか、脚本を加えて手を入れるのかでも変わりますもんね。

 

 

 

ソニーは30年近くゲーム、映画事業を持ちながら、実はゲームの実写化をほとんど手掛けて来ませんでした。理由の1つは事業間の壁とのことです。

 

 

 

人気ゲームは熱心なファンを抱え期待度が高い半面、実写化されると「ゲームと違う」などと低評価につながりやすいんですよね。

 

 

 

ただ、強いIPを何度も有効活用するのが世界のエンタメ業界の潮流でもあります。

 

 

 

エンタメ業界では世界的に米ウォルト・ディズニー、米ネットフリックスなど動画配信のプラットフォーマーの影響力が高まり、製作費は1社で年1兆円を超すくらいです。

 

 

 

ゲーム実写化が成功すれば、これまで一方通行だった「映画→ゲーム」とは逆の、新たなIP活用の道ですね。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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