こらむ・マグロ所長
あれだけ日経平均株価を買っていた日銀の今。
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
さて、日銀が日経平均株価を購入することをストップして2ヶ月経っていないくらいですかね。
ついこの間日銀が発表していましたが2021年3月末で保有している、ETF(上場投資信託)の含み益が15兆4444億円になったということです。
株式相場が下げるタイミングでかなり押し目買いを入れていました。午前中何かと下がるのであれば午後には日銀が買いを入れるということの繰り返しだったと思います。
1年前と比較して、相場的には50倍になったとされています。
50倍ですよ。相場でこの数字はありえませんよね。問題としては購入方法を変更したので5月から日銀がETFの購入がまったくないということでしょうか。
買い入れを控える姿勢を明確にしています。市場ではステルス・テーパリングということでかなり軽快されています。
残念なのはこのような結果で相場的には思った方向性に進まないというところでしょうか。
今でこそ、日銀の資金で買い入れを行なってきましたが現時点ではそれがなくなってしまったということで買いが薄くなるのは想像できたところですね。
介入が減ることになれてきた相場だと思います。だからこそ、今後は買いが入らない日野法が多くなるのでは無いでしょうか。
上限12兆円、原則6兆円という感じでここまでは買うからと言うことですが実際にそれで購入されれば問題ありませんが5月は購入がなかったんですよね。
インフレ目標2%でしたが今後が辛い展開には間違いありません。
ツケが貯まっていくような感じでしょうか。どうしても緩和縮小は必要ですね。将来における借金の金額が貯まる一方なので解消しなければ行けない問題です。
市場では緩和縮小に向けて動いているという見方が大半です。世界的にも中央銀行中心に経済対策を行なっていますが早急な解決策にはなっていません。
ワクチンを接種するしか無いので日本の遅れは顕著になるそうです。そこさえクリアすれば日本も外食産業を中心に戻りそうですが。
今回皆さんに伝えたいのは日銀に頼る相場展開はもうおわったというところですね。
日銀相場から、個別の具体的な把握に切り替わるでしょう。
少し怖い点があるならば長期金利と原油価格ですね。原油は上がりすぎても消費を促せないということで難しいですね。
為替もおそらくこのまま円安で110円到達まもなくです。
以上、マグロでした。