こらむ 研究ブログ【コラム】#07 こらむ・マグロ所長 中国の輸出管理法とは・・・・ どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 今回は、中国において12月1日より、施行される 輸出管理法について見ていきましょう。 安全保障の観点から輸出を管理する法律は最近日本でも韓国に対して、発動していますね。 中国の場合は不透明な部分がとても多いので、非常に2021年の懸念材料とマグロは見ています。 今回は米中対立において、中国が打ち出してきたものですね。 実際に選挙の結果をみて、バイデン氏勝利の可能性が高くなったことで今回の規制もどうなるのか 分からない点もあります。 実際に、AIなどのハイテク分野において、戦略物資 レアアース等輸出を規制する予定だと 考えられます。 内容については、再輸出規制を導入しようとしています。 中国製の規制品目を一定割合以上を含む製品を再輸出するには、中国政府の許可が必要ということ。 自国政府の許可を外国に強要する制度。 規制の域外適用でもあり、国際法に抵触することが考えられますね。 日本や欧州に置いても、この制度により多大な負担とリスクが増える。 影響としては、中国製の規制品目を組み込んで日本で製造した製品も中国政府の許可なく 日本から自由に輸出できなくなる。 再輸出できる場合でも、中国法での規制品目か否かの判断や混合割合の計算、再輸出先の儒教報告 巨大な負担、制裁リスクがつきまとう。 日本であれば国内企業は、膨大な管理負担と巨大なリスクを背負いたくないとして、中国からの 使用、販売を避ける可能性が大きい。 中国品を購入はできなくなる可能性。 また、戦略的稀少資源の保護による影響も大きく、レアアース等の入手が困難になり、 ビジネスの維持が厳しいものとなることが考えられますね。 日本の工場に中国当局が立ち入り、使用状況の確認を行う。使用状況の報告を義務化されます。 撤退する、購入しなくなるのか。 技術開示要求というのもあるみたいですね。 疑義がない限り、当局もそれを該非判定に必要以上の内容の掲示まで求められる可能性が大きいです。 日本の技術についても、情報開示を拒むと中国中で調達ができなくなります。 クレジットカードのように、ブラックリストみたいな禁止顧客リストを作ります。 台湾政府系の排除を目的に動いてますね。 中国企業ライバル潰しです。 台湾企業と協業が難しくなります。 中国内外の産業界に甚大な影響が出る恐れ ◆貿易や中国への投資への影響は勿論、 ◆日本で国内取引しかない小さな会社 ◆日本で国内取引しかない小さな会社にも大きな影響が懸念される 非常に扱いが難しく、撤退が増えると思われます。 みなさんも気をつけましょう。 マグロは関係ないとも言い切れません。 続報もだしていきます。 以上マグロでした。 研究ブログ【コラム】#06 研究ブログ【海外相場】#01