国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#81 マグロ研究所 VOL81 国内相場81 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 さて、先週末のアメリカから見ていきましょう。 アメリカではコロナで導入していた銀行の資本規制の緩和を延長しないと発表しました。 その結果、銀行の投融資への影響が懸念されて金融株が大きく下げました。また、ナスダックは反発しています。 半導体を含めしっかりと上昇しました。しかしながら、今回の発表された資本規制の緩和終了という措置がかなりきついですかね。 金融株がアメリカでは相場が良くなった際にはしっかりと上がっているイメージですが上下の動きは大きくなりそうですね。 さて、それを受けて日本はどうでしょうか。 日経平均株価ですが29196.54 -595.51円で推移しています。 もちろんこれは先日発表された、日経平均に連動するETFは買わないということで売りがでているわけですね。 日銀が買いを支えないなら、買い手がでてこなくなるわけです。これが副作用ですね。今まで強力な買いを続けていただけにいなくなった途端に売りが売りを呼ぶ形になっています。 もちろんいろんな材料を加味した上での日経平均株価の下げですが、買いに対しての動きは今までと違って弱いかもしれませんね。 後ろには買いをしてくれる大物がいたわけですが今度からそれがないということは不安材料ですね。 寧ろ保有していた分を売ってくるかもしれないので怖いですよ。 そして、TOPIXはどうでしょうか。TOPIXも1988.06 -24.15ポイントで推移しています。 マイナス幅は日経平均株価のほうが大きいですね。値がさ株の下げがきついのでしょう。 このように今度からは下げてもTOPIXは全体の加重平均で出されているので全体が下がらなければ思っているよりも指数は下がりにくいかもしれませんね。 ですがアメリカも日本も今ではVIXが再び20ポイントを超えているため、ボラティリティが大きくなっています。 値幅がかなり大きく動きそうです。 ちなみに今回のアメリカの規制緩和終了で影響を受けたところはどこでしょうか。 なんと保険会社なんですね。特に第一生命だったり、東京海上です。 長期金利が上がっているので運用面ではいいはずですが、規制緩和の終了で影響が大きいということですね。 日経平均株価ではやはりファーストリテイリングが売られています。 寧ろこれからは日経平均株価が日本のメイン指数ですが上げがなかなか来ないかもしれませんね。 もちろん上がらないということではありません。ですが、今までと違って日経平均株価どんどん上がるという状況にならない可能性が大きいということです。 それほど強力な買い手がいなくなったということが大きいということです。 もちろん、日銀が買わないということは以前にも言われていましたのである程度織り込んでくれば株価は落ち着くでしょうがまだまだきつそうです。 以上、マグロでした。 研究ブログ【コラム】#111 研究ブログ【コラム】#112