国内相場343
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
アメリカも大きく下げています。11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比326ドル63セント(1.0%)安の3万1834ドル11セントで引けています。
連日で年初来安値を更新し、11日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めを警戒した売りが強まっています。
もともとインフレに対応していく流れで金利が上がっていくことは想定されていましたがその利上げのペースがかなり早いというのが現状ですね。
そこに追い打ちをかけるかのように原油高からのウクライナ、ロシアの問題と重なってしまったことで相場への影響が大きくなりました。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は前日比373.435ポイント(3.2%)安の1万1364.236で引けました。多くの機関投資家が運用の指標にするS&P500種株価指数は前日比65.87ポイント(1.6%)安の3935.18で終えた。いずれも年初来安値を更新しています。
4月のCPIは前年同月比8.3%上昇し、上昇率は市場予想(8.1%)を上回っています。食品とエネルギーを除くコア指数も上昇率は6.2%と市場予想(6.0%)以上でした。
「長期的なインフレの高止まりが意識され、FRBの金融引き締めを後押しする内容だった」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との指摘があったということです。
金利上昇局面で相対的な割高感が意識される高PER(株価収益率)のハイテク株が売られ、スマートフォンのアップルが5%安、顧客情報管理のセールスフォースは4%安です。ダウ平均の構成銘柄以外では電気自動車のテスラが8%安、半導体のエヌビディアが5%安と下げが大きいです。
米アップルが世界で「最も価値のある会社」から陥落し、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコに時価総額首位の座を明け渡しました。
時代が逆行しているかのようですね。ハイテクが一番という流れから資源が一番になっています。
資源は有限のため、もちろん枯渇する可能性を考慮すると今後も上がっていきますがそれでもまさかの出来事ですね。
その他資源についてはある程度落ち着いた感じを見受けられます。なかなか難しいのでは非鉄金属系ですね。乱高下がすごいです。
為替は129円にまで戻りました。130円という水準がずっと続くかとも思われましたがさすがにと思いたいです。
このまま130円近辺ですと新しい資金でアメリカへの投資がかなり高く付きますからね。
では日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが25966.86 -246.78円で推移しています。
日本もマイナスが続いていますがマザーズは年初来安値ですかね。
ソフトバンクG、ファーストリテイリングとマイナスが大きいですね。まぁしょうがないでしょう。
その他では好決算のところは頑張ってますね。オリンパス、ダイキン工業ですか。
優待廃止のオリックスはどうでしょうか。そこまで下がっていないように思います。
廃止もだいぶ先ですからね。もともと高配当でもありますし、手放す人は少ないと見ています。
以上、マグロでした。