国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#246 マグロ研究所 VOL246 国内相場246 国内相場246 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 米国から見ていきましょう。23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比194ドル55セント(0.5%)高の3万5813ドル80セントで引けました。 前日に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が続投する見通しとなったのを受け、米長期金利がさらに上昇し、利ざや改善期待から金融株が買われています。 半面、金利上昇で割高感が意識されやすいハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄は売られ、相場の重荷といつもどおりの展開になっています。 米長期金利は一時、前日比0.06%高い1.68%と約1カ月ぶりの高水準になっています。長期金利はパウエルさんの再任で上がっていますし、為替も115円とすごい円安になっています。 円安ということ、ドル高ということで大変です。 短金利差が拡大し、銀行の貸し出し利ざやの改善を見込んだ買いで金融のJPモルガン・チェースは2%高、ゴールドマン・サックスは3%高で両銘柄でダウ平均を90ドルほど押し上げています。 米政権が23日に石油の戦略備蓄を放出すると発表したが、市場の想定通りで、材料出尽くしの見方から米原油先物相場が上昇しています。結局、延々と放出できるわけではないので大変ですよね。 長期金利上昇が重荷となり、ハイテク株は総じて売られています。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムは2%安となり、ソフトウエアのマイクロソフトも売られています。 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比79.619ポイント(0.5%)安の1万5775.138で引けました。 交流サイトのメタプラットフォームズ(旧フェイスブック)や検索サイトのアルファベットといった主力株の一角が下げ電気自動車のテスラは4%安、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなど半導体株の一角も売られています。 日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが29581.57 -192.54円で推移しています。日本でもハイテク関係は全部ダメですね。 半導体が大きく下げていますし、ソフトバンクGも同様です。 為替が115円で円安のため輸出企業は上がっていますね。トヨタとか、すずきとかデスネ。 流石に為替については少し早く動きが出ている感じを受けます。118円がマックスのレンジだとマグロは想定しています。 120円までは行かないと思います。ただ、思っているよりも相場としては米国集中ということで動いていますので米国が一層の引き上げなどしてこない限りは日本独自での円安の動きはないでしょう。 怖いのは社会情勢、コロナが動き出すこと、アメリカの長期金利くらいでしょう。 以上、マグロでした。 Twitterで最新情報や新規ブログニュース情報を発信しています。 フォローして頂けると励みになりますので、宜しくお願い致します。 Twitter Tweets by bdizYEnbtpyZJy3 研究ブログ【コラム】#358 研究ブログ【コラム】#359