国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#212 マグロ研究所 VOL212 国内相場212 国内相場212 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 さて、昨日のアメリカ絡みていきましょう。前日比546ドル80セント(1.6%)安の3万3843ドル92セントで引けました。買い先行で始まったがほどなく売りに押され、午後にかけて下げ幅を拡大したようです。 米連邦債務の上限問題やサプライチェーン(供給網)の混乱、インフレ加速など悪材料がくすぶっており、市場心理の重荷となっています。 新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした供給網の混乱が続き、10月に発表が本格化する2021年7~9月期決算の下振れが警戒されています。また、半導体でも精算が追いつかないということで半導体メーカーではなく、半導体を使用するメーカーがきついですかね。 30日は年末商戦にかけて商品の仕入れが停滞するとの見方から、アパレルや百貨店など幅広い小売り株に売りが広がっています。 連邦政府の債務上限問題を巡る与野党交渉の難航も相場の重荷です。米上下両院は30日、12月初旬までのつなぎ予算を可決しています。 バイデン大統領が署名し、米政府機関の一部閉鎖を回避しますが、それはつなぎなので一時的なものです。債務上限問題で合意しなければ米国債が初の債務不履行に陥りかねないリスクはあります。 高水準のインフレが続くとの見方も根強く、米長期金利の上昇も株売りを招いています。というのもハイテクですね。長期金利が高くなればなるほどハイテクでのリスクよりも金利のリスクのほうがいいですもんね。 米長期金利は一時1.55%まで上昇し、今週に付けた3カ月半ぶりの高水準(1.56%)になりそうです。 投資家心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は一時前日比10%高い24台後半に上昇が止まっていませんのでまだまだボラティリティが高い状況が続きますんね。 では、日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが、29331.66 -121.00円で推移しています。 少し為替は落ち着きましたが、相場では厳しいですね。30000円まで行きましたが花のように散っていきました。ww さらに日経平均株価でも入れ替えで需要がどうだこうだありますが軟調ですね。 下げすぎた反動で半導体が上がっていますが、来週もそうなるかと言われると厳しい気はしています。 市場のボラティリティが高い以上、後半に下げ幅を大きくする可能性はありますね。 以上、マグロでした。 研究ブログ【コラム】#304 研究ブログ【コラム】#305