国内相場211
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
さて、まずアメリカですが前日比90ドル73セント(0.3%)高の3万4390ドル72セントで引けています。
米長期金利の上昇が一服し、製薬のメルクや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などディフェンシブ株中心に買い直されています。
ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス、バイオ製薬のアムジェンなど、ダウ平均構成銘柄の上昇率上位にはディフェンシブ株が目立ちます。
前日に1.56%まで上昇した長期金利が一時1.4%台に低下し、投資家の過度な警戒感が和らいではいますが流石にドル高円安ですね。
112円も見えている状況で少し動きすぎですが金利も2%動いていますので妥当かもしれませんね。
市場心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は不安心理が高まった状態とされる20を上回って終え、先安懸念はくすぶったままでボラティリティがかなり高いということにはかわりありません。
そのため1日の中で300ドル近くも動いているわけですね。
28日夕に市場予想を下回る業績見通しを発表した半導体のマイクロン・テクノロジーは2%下落していますが、もともと金利の上昇でハイテクが少しきついですね。
ハイテクのきつさはいつものことなのですが少しだけきついかもしれませんね。
SOX指数ももう少し下がってくると見ています。調整に入りたそうな感じは受けるのですが。
あとは11月付近になればファンド系の確定申告ではないんですが似たようなものがあり、決済が増えてくるので売りも多くなると見ています。
その後、年末商戦あり、買いが増えてきて年末にかけて上がっていくことが考えられるのが経験則です。
今回はどの様になるでしょうか。ニュースには敏感になりましょう。
そして、日本ですが日経平均株価は29560.38 +16.09円で推移しています。
大きいのは特に為替ですがその他には自民党の総裁が決まりました。岸田さんですね。
もちろん、すでに予想されていたことですので相場に対してのインパクトはなかったと見ています。
さらに連日相場をひっぱていた半導体の銘柄が死んでいますのでマイナスになるかもしれませんね。
その他にもファーストリテイリングは為替のところで上がっています。
日本相場は政治の面での材料はほとんどありません。自民党が勝利するのがシナリオのため、政権交代があれば材料としては大きいですがシナリオではなさそうです。
今後もアメリカに釣られる動きになりますが、日本の場合は半導体の指数をチェックしておきましょう。
東京エレクトロンやアドバンテストの寄与率が高くなっていますので日経平均株価のマイナスも左右します。
以上、マグロでした。