国内相場205
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
さて、アメリカから見ていきましょう。中国で少し荒れています。ダウ工業株30種平均は大幅に3日続落し、前週末比614ドル41セント(1.8%)安の3万3970ドル47セントと2カ月ぶりの安値で引けています。
中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安の高まりを背景にリスク回避の動きがでましたね。記事にも取り上げていますが、中国のところで不安が高まっているからですね。
資本財や金融など景気敏感株に加え、主力ハイテク株が売られ、全体がかなり売られています。というのもコモディティまで売られていましたので全体的にマイナスですね。
21~22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒も重なり、ダウ平均の下げ幅は一時971ドルに達しています。
過剰債務で資金繰り不安が強まる中国恒大の株価が20日、香港市場で一時2割近く下げました。香港ハンセン指数は3.3%安で終わりました。
中国の金融や不動産市場の混乱が海外にも波及する可能性が意識され、欧米株相場の下げにつながっています。
市場心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は一時28.79と5月以来の高さに上昇し、かなりボラティリティが高い状況ですね。
テクニカル上の「売りシグナル」が下げに拍車を掛けたとの指摘もありましたが、これを材料にマイナスへと動いてくれれば調整の理由にはなりますが。
S&P500種株価指数が50日移動平均線(17日終値で4436)を明確に下回っています。
個別では中国売上高が大きい資本財や素材株の下げが目立ち、建機のキャタピラーは4%安、化学のダウは3%安ですし、中国本土の売上高が多い電気自動車のテスラが4%、交流サイトのフェイスブックやネット検索のアルファベット、ネット通販のアマゾン・ドット・コムもそろって下落しています。
それを受けて日本はマイナスでしょうが、どうでしょうか。日経平均株価ですが29970.18 -529.87円で推移しています。
流石にドルがかなり安で動いています。円高ですね。109円前半は久しぶりですが、それ以上に厳しいのはソフトバンクGですね。
ソフトバンクGは特に中国の銘柄もそうですが、世界的に株価がマイナスのため今厳しいんですよね。
ソフトバンクGで80円の押し下げ、東京エレクトロン、アドバンテストで70円押し下げています。
ハイテクはアウト、今日は第一三共だけかなりプラスです。
第一三共、トラスツズマブ デルクステカン(DS-8201)の中国におけるHER2陽性胃がん患者への三次治療を対象とした第2相臨床試験の開始についてというのがでていました。
これのおかげでしょう。
さて、かなり今日は下げますが調整に入ればもっと下がります。もっと下がってほしいところです。
急ピッチできていた分、上がりすぎていたのは目に見えていましたのでここで調整が入れば拾える価格までくるかもしれませんね。
以上、マグロでした。