国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#191 マグロ研究所 VOL191 国内相場191 国内相場191 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 さて、昨日のアメリカですが前日比39ドル11セント(0.1%)安の3万5360ドル73セントで引けました。 8月の米消費者信頼感指数が市場予想を下回り、米個人消費の伸び鈍化が懸念されています。月末とあって、利益確定売りも出やすい環境ではありましたし、連日最高値を更新していたアメリカ相場なので売りがでてもしょうがないでしょうね。 一方、緩和的な金融環境が当面続くとの見方は投資家心理を支え、ダウ平均の下げ幅はそこまで大きくはなりませんでしたね。 8月の米消費者信頼感指数が113.8と前月(125.1)から大きく低下し、市場予想(123.1)も下回りました。アメリカでもかなりコロナが影響しています。 8月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)も市場予想を下回り、デルタ型の拡大と供給網の混乱の長期化が米景気の回復鈍化につながる可能性が意識されています。 多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は前日まで連日で過去最高値を更新し、月間では7カ月連続の上昇となりました。 企業業績の回復基調や低金利環境を背景に米国株への資金流入が続くとの見方は根強くドル高になりやすいですね。長期金利が下がり、本来ドル安になるべきところでもアメリカにお金が流れているという点がわかりやすく現れていると思います。 8月30日夕に決算と併せて公表した業績見通しが市場予想に届かなかったビデオ会議システムのズーム・ビデオ・コミュニケーションズが急落しました。時間外で10%落ちています。 長期金利がかなり上がりましたがそれでもハイテクが大きく下げることもないのでこのままアメリカ相場は拡大していきますね。 為替は110円まで戻り円安ですね。110円の足固めですが、政権次第で大きく動きますのでご注意を。 では日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが28330.23 +240.29円で推移しています。 久しぶりに頑張ってくれています。ハイテク関係がかなり良いですね。それに加えて為替も円安で安心感も出ているのでしょうか。 さらに日本でもコロナの新規感染者数がかなり減りましたのでそれもあり、経済活動の再開を織り込んで来ているかもしれません。 もちろん、今まで日本株は結構売りの対象であったため持ち高の調整ということもありそうですし、月初ですからね。 明日以降も半導体中心の相場にはなりそうです。今日はレーザーテックがかなり頑張ってくれています。上値を追う形で新値も更新しました。 久しぶりに29000円も見えてくるのでしょうか。 以上、マグロでした。 研究ブログ【コラム】#274 研究ブログ【コラム】#275