国内相場情報 研究ブログ【国内相場】#184 マグロ研究所 VOL184 国内相場184 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 さて、アメリカの相場からみていきましょう。前日比225ドル96セント(0.6%)高の3万5120ドル08セントで引けました。 ソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株が買われ、ダウ平均を押し上げました。前日まで下げが目立っていた消費関連株や景気敏感株の一部にも押し目買いが入りました。 前日に業務ソフトの値上げを発表したマイクロソフトが業績期待から買われ、3%近く上げてきました。 投資家心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は前日まで節目の20を上回っていたが、20日は18台に低下しています。これが大きいですね。 これから大きく下げ相場もあるかと思いましたが、アメリカはそこは強いですね。全くと言っていいほど下げ相場になる未来が見えません。 もっとも、新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染が米国でも広がっており、景気減速懸念はくすぶったままです。 米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の縮小)を早期に開始するとの観測が強まり、米景気を冷やしかねないとの見方も相場には織り込みというほどまでではないでしょう。 景気敏感株の上値を追う動きが限られた半面、業績が景気の影響を受けにくいハイテク株は買われやすい状況にあったということでしょうか。 8日に好決算を発表した画像処理半導体のエヌビディアは5%高です。本当にこの株だけは異次元です。持っておいて損はないですね。 現時点では原油もかなり下がりました。タリバン政権の件もありますが62ドル付近ということでかなり落ち着いています。 おそらくここからガソリンの値段も下がるでしょう。 消費者にとってはいい話ですね。ですが、石油関係の会社は値動きが荒いので大変です。 ハイテクが強いのもまだまだ相場ではいい感じです。 では日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが27414.10 +400.85円で大幅高です。 日本はアメリカと比較しても遅れているのでここにきての上げが妥当でしょう。 しかし、明日も同様かは疑問が残ります。 結局、アメリカに左右されることが多いため、難しいところです。為替は109円後半で110円までは動き次第で行きそうです。 ファーストリテイリング、ソフトバンクG、塩野義製薬、エムスリーという値がさ株が下がっていますが他の銘柄が上がっているのでプラスが大きいですね。 この調子で今週は言ってもらいたいものです。その他、中国関係もプラスで来れば下げはないでしょう。 以上、マグロでした。 研究ブログ【コラム】#265 研究ブログ【コラム】#266