どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
さて、今週も最終日ですがアメリカからは前日比271ドル58セント(0.8%)高の3万5064ドル25セントでNYダウ平均は引けています。
前日は新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して300ドルあまり下げたが、経済再開の流れは変わらないとの見方から景気敏感株を中心に買い直しされています。
一日で変わるわけはありませんがなぜかすぐに買い戻されました。もう少し下げると見ていましたが早いですね。
新型コロナのインド型(デルタ型)の感染拡大へは警戒されているが、感染者数の増加に比べ死亡者や入院患者数の増加は緩やかで、経済活動が正常化する流れは続くとの見方が改めて広がっているようです。
日本とアメリカではワクチン接種がかなり違いますよね。その点でデルタ株に感染はするが日本と比較しても重症化が進んでいないということでしょうか。
ワクチン接種はインフルエンザのように和らげてくれるのでしょうか。そのため改めて経済活動は活性化していくという見方ですね。
前日に下げが目立った景気敏感株や経済再開の恩恵を受ける銘柄が幅広く買い直しになったということですね。
ダウ平均の構成銘柄以外では旅行・レジャー株への買いが目立ちました。空運のアメリカン航空グループとクルーズ船のロイヤル・カリビアン・クルージズともに8%高です。
4~6月期決算で売上高が市場予想を上回った旅行予約サイトのブッキング・ホールディングスとカジノホテルのウイン・リゾーツも大幅高でした。
長期金利ですが1.2%前後と、前日に付けた低水準(1.12%)を上回って推移しています。そのためハイテクもそこまでの上げになっているわけでもありません。
数ヶ月前は1.6%台でもどんどん上がっていた中でハイテクはかなりいい感じで動いています。
アップル、マイクロソフト、セールスフォース・ドットコムとかなりいい動きですね。
半導体でもSOX指数は問題ありませんし、アメリカは明日を残してしっかりと上げました。
では日本はどうでしょうか。日経平均株価ですが27817.57 +89.45円で推移しています。
為替についても思っているよりも戻っています。109円85銭程度です。週末の相場の中で下げに転じる可能性もありますが高いですね。
6銘柄ほどだいぶ高い数値で動いていますし、値がさ株のファーストリテイリング、ソフトバンクGがプラスで動いているので日経平均株価もマイナスにはなりにくいと思いますが
ここが動いてしまったら一気にマイナスの可能性もありますので注意ください。
決算も一段落がついています、既にコロナに向けての動向に注目点が変わっています。
大きなところは決算が無いので基本的に指数には多大な影響はないと見ています。
以上、マグロでした。