研究ブログ【国内相場】#153
マグロ研究所 VOL153
国内相場153
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
さて、昨日はアメリカの相場はお休みでした。その中では長期金利が若干動いたことくらいですね。ただ、ほとんど動きは有りませんでした。
また為替では111円を割れてしまいました。おそらく、取引がないのでドルの買いの動きがなくなったのでそのせいだと思います。
特段続くわけでも無いのでまだまだトレンドは円安ですね。長期でも短期でも。円高に触れてもある程度幅は限られそうですね。
アメリカが休みの中で相場で動きが大きいのが原油です。原油相場ですが高止まりです。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は8月以降の産油政策で合意に至らず、5日に予定していた閣僚級会合を中止しました。
このことがきっかけとなり、原油相場ではどんどんと値段が上がっています。今年に入ってから原油相場はかなり価格が上昇しています。
数日間の緊迫した協議を経てもサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の厳しい対立は解消できなかったと、複数の代表が非公開の情報だとして匿名で語っています。
かなりやばいですよね。いつもは協調しながら調整していましたがなかなか今回のように話が進まないとなると厳しいです。
原油の高騰は日々のガソリンなどに影響しますね。今年一年でレギュラガソリンの価格は急上昇しています。
さらに言えばまだまだ上がる可能性があるということです。コロナからの回復で需要が増していますが供給に対して増やさなければ世界各国で不足するので需給の逼迫から価格が上がります。
ウッドショックと全く同じですね。こうなるとOPECプラスの8月の生産水準は今後合意がまとまらない限り現行水準で据え置きとなり、新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた需要が急速に回復する中でも世界市場に供給は増えないことになりそうです。
マグロの近くではレギュラーガソリンが157円でした。今年初めのレシートですが140円台でした。つまり、20円近くも上がっています。
家計には優しくないです。その上、まだまだ上がる可能性があるという点ではどうにかしてほしいですね。協議は再開される可能性が高いのでそこまで心配しているわけでは有りませんが厳しいものです。
OPECプラスは消費国からの圧力に対応し、先週には毎月日量40万バレルの減産規模縮小と、2022年4月までとされている協調減産体制の同12月までの延長で合意に近づきました。
しかし土壇場でUAEは自国の割当枠の計算について、サウジと同様の条件が認められるようになるまで合意を阻止すると表明して協議は中断されました。
エナジー・アスペクツの共同創業者でチーフ石油アナリストのアムリタ・セン氏は「サウジアラビアとUAEは外交や経済、安全保障を巡る政策や、原油政策自体に関する見解の溝を深めており、これが今後のOPEC協議を複雑にするだろう」と分析。「現物市場が極めてタイトな局面で8月は追加供給なしとなった」ことから、原油相場はバレル当たり90ドル超まで容易に急騰する可能性もあるとしています。
ともかくガソリンの価格がどんどん上がるのはここらへんが原因と覚えていてください。
さて、日経平均株価ですが28655.87 +57.68円で推移しています。つまらない相場ですね。
日本株では上がる銘柄がなかなか厳しいです。買い残が多い銘柄が目立ちます。ソフトバンクG、村田製作所いいところはかなりきついです。
信用倍率20倍なのでわけわかりません。
そんな中でソフトバンクGがインドの決済PaytmがIPOということで利益が増えそうですね。
こういった話題が出るたびに動くとは思いますが上値が買い残のせいで重そうです。
以上、マグロでした。