どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
さて、先週末のアメリカですがFRBが利上げ開始を前倒しするとの観測が強まりました。その結果、一気に株式指数は下がりました。
金融緩和の縮小が想定以上のペースで進めば、景気を抑制し、株式市場へのお金が減ってしまう可能性もあります。
想定している以上に安心していた市場は一気に売りを加速させたわけです。
今週のダウ平均は1189ドル下げ、週間では今年最大の下落幅となりました。
インフレ加速でFRBは2022年にも利上げを最初に開始するだろうということで言われています。
もともと2023年に開始する可能性が高いと言われていましたが早める可能性がアルことに対して嫌気が指した感じですね。
今年に入り、景気回復の加速を見込んで買われてきた景気敏感株への売りが目立ちました。
石油株のシェブロンは-4%。金融株も下げています。債券市場では利回りがおかしな曲線を描いています。
18日は先物やオプションで日本の特別清算指数(SQ)の算出日にあたる「クアドルプル・ウィッチング」とあって「相場の変動率が一段と高まった」(ナショナル・ホールディングスのアート・ホーガン氏)との見方も有りました。
市場心理を測る目安となるVIX指数では20ポイントを超えてきました。
不安心理が高い状態でアルため、ボラティリティが大きい状況が続きそうです。
ハイテク関係がこうなると売られやすいですね。特に半導体が先行して売られる可能性が大きいですね。
もちろん今までの傾向で言えば、先に売られてから一番最初に戻ってきますが。
現段階では可能性で相場は織り込んできている感じですね。もちろん、利上げがされれば今までのようにハイテクに優しい相場ではなくなるからです。
今の時点ではこういった話に一喜一憂することが多いかもしれません。
それを受けて、日経平均株価ですが28125.51 -838.57円で大きいマイナスになっています。
以前よりも大きい下げ幅に変わりました。それが先に上げたように市場心理が不安で大きくなっているのでVIX指数が高いということはボラティリティが大きいということですね。
マイナスの局面でも同じようになっています。残念ながら日本はマイナスが大きいママ行きそうです。
特にハイテクもそうですが全体的にきついですね。東証一部の銘柄は9割がマイナスです。
為替は110円を維持していますがなかなか日本の円が円安だろうが株式市場への影響は小さいのが現状です。
このままどこまで下げていくのでしょうか。
今週の相場が転換点かもしれませんね。
以上、マグロでした。