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研究ブログ【コラム】#98

こらむ・マグロ所長

銀行間で手数料が安くなる?つまり、利用者の我々にも恩恵はありますか?

今度、政府の要請で117~162円の手数料を一律62円にする方向です。この手数料は50年近く変わっていなかったのですが、これに伴って利用者である我々にも実際支払っている手数料は最低でも60円以上は安くなると思いますね。これで手数料が高くなっていく銀行の戦略に歯止めをかける形になります。銀行もマイナス金利下で収入を以前のように利ざやで稼ぐことができなくなったのでそれに伴い、あらゆる手段をとってきていました。

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

今度、政府の要請で117~162円の手数料を一律62円にする方向です。

 

 

 

この手数料は50年近く変わっていなかったのですが、これに伴って利用者である我々にも実際支払っている手数料は最低でも60円以上は安くなると思いますね。

 

 

 

これで手数料が高くなっていく銀行の戦略に歯止めをかける形になります。

 

 

 

銀行もマイナス金利下で収入を以前のように利ざやで稼ぐことができなくなったのでそれに伴い、あらゆる手段をとってきていました。

 

 

 

例えば、手数料を引き上げること。他にも今まで取り扱わなかった投資信託を全面に押し出して売るようになったこと。

 

 

 

通帳にはお金がかかるようになったこと。両替手数料が一枚からでもかかるところもあるみたいですね。

 

 

 

そんなこんなで銀行はこのようにして、なんとか利益を出していくためにいろいろしてきました。

 

 

 

これも今回の政府の要請からある程度手数料に関しては安くなるとは思います。

 

 

 

さて、銀行間でお金をやり取りする際に発生する銀行間手数料は、各行が振込手数料を定める卸値に当たります。

 

 

 

銀行間手数料が下がる分、小売価格に当たる利用者が実際に支払う振込手数料も下がることになるという論理ですね。

 

 

 

本当に安くしてくれるのかはまだ確定ではありませんのでそれだけはご承知くださいね。

 

 

 

企業間の取引では都市部から地方への送金が相対的に多いため、手数料下げは地方銀行には収益源の要因になる可能性はあります。

 

 

 

今後はより多くの送金を獲得するために割安な振込手数料を提示したり、利用頻度や金額の大きい顧客を優遇するサービスも展開されると想定されますね。

 

 

 

過去に政府も再三、調査委において、各行の送金システムの実態に合わない高い水準で放置されているとして政府が是正を求めていました。

 

 

 

公正取引委員会では手数料の高止まりを問題視する報告書をだしています。

 

 

 

だからこそ、金融庁が最近まで全銀ネットと協議を繰り返しています。

 

 

 

10月を目処にスタートしてくるみたいです。早く手数料さがってくだちい。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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