こらむ・マグロ所長
どうも、こんにちは。
マグロ所長です。
今回のテーマですが、タイトル通り、インテルの復権は可能か。インテルがだめになったのはということです。
インテルですが、売上では2020年までは売上もしっかり伸ばしてきていました。
ですが、世間からの評価があまり良くありません。というのもこのAIやインターネットの普及で
PCを持つ人も増え、CPUの需要が高まりました。しかしながら、AMDの製品やAPPLEも
自社での開発に進み、ほぼ独占していたサーバー向けの半導体でもNVIDIAが目立ち
トップの座から陥落しています。マグロもCPUではインテル製品を使っていますが
そこまで悪いとは言いません。ただし、世界的に見ると製品の性能において
変化、もとい進化が足りないんですよね。結局、微細化という点でもライバルとして
先程出てきたAMDとの差が大きいです。AMDは製品を微細化に成功して、大量に生産しました。
しかしながら、インテルは同じように微細化に向けて取り組んでいましたが、結局
生産をたくさんするところまで行かずにとどまっています。
そのため、直近でも株主提案でファブレスメーカーになれよと文句を言われているわけですね。
そして、インテルは今回立て直しに向けて、インテルの栄光時代にいた、ゲルシンガー氏を
CEOとして呼ぶことになりました。面白いことに過去の話だと、ゲルシンガー氏が過去に
インテルを去った時に停滞が始まったという風に生まれています。
ただ、就任したとしても今までお話をしていたように生産がうまく行っていないところを
どうするのかということですね。前任は不採算事業の売却について目処をつけましたが、
生産や開発の遅れは誰が見てもわかるほどです。
インテルはどこに向かうかが非常に注目されます。半導体の開発や生産には数年単位の
時間がかかるため、インテルがいきなり回復してくる未来は厳しいと思いますね。
さて、インテルについては業界の人からはエンジニアリングに焦点を当てて、着実に実行していくことをやり抜けるかが大切ですね。
インテルのビジネスも今後は後追いになりそうですね。
実際にNVIDIAがAIのディープ・ラーニングへ舵取りを初めたのは2015年ですからね。
インテルもモービルアイを買収して対抗しようという意図は感じられましたが
スピード感は全く違いました。今後は株主が提案したようにインテルが生産していたものを
他のところに生産委託ができるのか。生産委託するとなれば設計、開発に力を振れるようになります。
ただし、生産委託はインテルの規模を受注できるのか?
今年のインテルには注目です。
以上、マグロでした。