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研究ブログ【コラム】#448

こらむ・マグロ所長

思いの外、企業では純利益が大きく増えています。

こらむ

 

 

 

思いの外、企業では純利益が大きく増えています。

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

新型コロナウイルス禍で落ち込んだ上場企業の業績底入れが鮮明になってきました。2022年3月期の純利益見通しが、期初時点を上回っている企業は46%にのぼります。製造業を中心に需要が回復し、経営者が期初に想定した最悪シナリオは遠のいた格好です。供給網の混乱や原材料高など収益圧迫要因もみられ、ウクライナ問題も新たなリスクとして浮上するなか、回復を持続できるかが焦点となります。

 

 

 

 

14日までに21年4~12月期決算を発表した上場企業(新興や上場子会社、変則決算など除く)のうち、22年3月期の純利益の会社予想を開示した約1600社を日本経済新聞社が集計したそうです。

 

 

 

今回の決算発表時に22年3月期の純利益見通しを引き上げたのは395社と4社に1社に及びます。21年12月末時点と比べた純増額は1兆8600億円に達するそうです。これまでに修正済みの企業を含めると743社が期初予想を上回り、高い水準です。

 

 

 

上方修正の社数が多いのが電機や機械などの製造業です。社数ベースで49%が上方修正している。欧米を中心に経済再開が進み、半導体などの需要が拡大しました。輸出関連企業では為替相場が期初の想定より円安になっていることも利益を押し上げ、すでに複数回上方修正した企業も多いです。

 

 

 

 

ソニーグループは2日、22年3月期の純利益を前期比16%減の8600億円と1300億円上方修正しました。期初予想は6600億円で、21年8月に400億円、10月に300億円引き上げており、3度目の上方修正となったそうです。映画やゲーム、音楽といったエンターテインメント事業が期初の想定を上回っているみたいですね。

 

 

 

 

家電やパソコン関連機器向けの電子部品が伸びている村田製作所も1日、2度目の上方修正をして純利益は27%増の3020億円と期初予想を620億円上回るようです。

 

 

 

 

引き上げ額が多いのは海上運賃の高騰や資源高が収益を押し上げた海運や商社です。上方修正額は海運は大手3社で1兆8150億円、商社は大手5社で1兆4900億円に達するみたいです。

 

 

 

 

三菱商事は22年3月期の純利益が前期比4.8倍の8200億円と過去最高となる。期初予想(3800億円)の2.2倍の水準です。三井物産や伊藤忠商事も上方修正幅が2700億~3800億円に達するようです。原料炭や原油・ガスなどの相場上昇や、液化天然ガス(LNG)の需要増で、金属資源やエネルギー関連事業の利益が急拡大しているみたいです。

 

 

 

足元では資源高が利益増に直結する「川上」系の業種の利益が押し上げられているが、「川下」の業種にとってはコスト高につながるようです。

 

 

 

 

電力や食品、日用品などでは資源高が逆風となっています。電力10社は下方修正幅が約4300億円にのぼり、合計で767億円の最終赤字に転落します。燃料費の高騰は燃料費調整制度(燃調)に基づき電気料金に転嫁されるが、一部では上限に達しているようです。

 

 

 

 

食品や日用品では原材料高を価格転嫁する動きも広がります。小麦粉や油脂、包材などの高騰で、パンやコーヒー、調味料、冷凍食品、缶詰、ハムなどの加工食品、トイレットペーパーと幅広い品目で値上げが続きます。価格転嫁は利益の確保には必須だが、同時に消費を押し下げて業績へ悪影響を及ぼす可能性もあります。

 

 

 

 

コスト増は今後の企業業績の焦点となりそうです。「年前半まではインフレ率が高止まりし、原材料高が小売価格に反映しきれずに来期まで業績に影響がでる」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト)との指摘もでています。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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