こらむ 研究ブログ【コラム】#442 こらむ・マグロ所長 エヌビディア先生の大決算。さすがとしか言えません。 こらむ エヌビディア先生の大決算。さすがとしか言えません。 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 米エヌビディアが16日発表した2021年11月~22年1月期決算は、純利益が前年同期比2.1倍の30億300万ドル(約3470億円)でした。 年末商戦でゲーム用GPU(画像処理半導体)の需要が膨らんだほか、クラウド事業者を中心にデータセンターでの採用も進んでいるそうです。 売上高は53%増の76億4300万ドルで、純利益とともに過去最高を更新しています。世界ではかなりこのGPUが必要とされていますのでどんどん売れていくでしょう。 事業別ではゲーム部門の売上高が37%増の34億2000万ドルです。ホリデーシーズンと重なり、パソコン(PC)でゲームを遊ぶ際に映像をなめらかに映すGPUの販売が伸びています。 品不足が続くなかでゲーム愛好家に購入してもらいやすいよう、ほぼすべてのデスクトップPC向けGPUで暗号資産(仮想通貨)の採掘利用を防ぐ処理を済ませたということです。 データセンター部門の売上高は71%増の32億6300万ドルで、8~10月期と比べても11%増加し、クラウド企業によるデータセンター投資が堅調で、自然言語処理や推薦システムの構築といった人工知能(AI)計算のための購入も拡大しました。 プロの動画編集向けの製品販売額は2.1倍の6億4300万ドルでエヌビディアは21年秋に仮想空間で共同作業やシミュレーションをするためのサービスを始めており、同部門の拡大に弾みがつく可能性があります。 自動車向けは14%減の1億2500万ドルで、主要部門で唯一減少しています。というのも自動車についてはAIのところでどうなるかがまだわかっていないというのが現状とエヌビディアの技術に対して思っているよりも他の自動車メーカーが遅いということはあるでしょう。 ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は声明で「エヌビディアのコンピューティング基盤に対する、並々ならぬ需要を目の当たりにしている」と述べています。1月には米メタ(旧フェイスブック)がエヌビディアの技術を用いたAIスパコンを開発中だと明らかにしています。 2~4月期の売上高は81億ドル前後を見込んでいます。エヌビディアは2月、英半導体設計大手アームの買収を断念した。ソフトバンクグループへの前払い金などを反映し、2~4月期に13億6000万ドルの営業費用を計上する予定です。 ファンCEOは「最善を尽くしたが、逆風が強すぎて規制当局に安心感を与えられなかった」と話し一方で「アームとのプロジェクトは複数ある」と言い、今後もCPU(中央演算処理装置)の開発などでアームとの協業を重視する姿勢を示しています。 以上、マグロでした。 Twitterで最新情報や新規ブログニュース情報を発信しています。 フォローして頂けると励みになりますので、宜しくお願い致します。 Twitter Tweets by bdizYEnbtpyZJy3 研究ブログ【国内相場】#302 研究ブログ【コラム】#443