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研究ブログ【コラム】#437

こらむ・マグロ所長

うまい棒も値上げになるとは。流石にインフレですかね。

こらむ

 

 

 

うまい棒も値上げになるとは。流石にインフレですかね。

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

子どもたちの間に衝撃が広がっています。子供だけでなく、大人でもまさかとなっている人はいるのではないでしょうか。

 

 

 

人気のスナック菓子「うまい棒」が4月から値上げするということで話題になっています。いまは税抜きで1本10円の参考価格が12円になります。2円の値上げということです。

 

 

 

2円は金額が小さいかもしれませんが単純に2割増額ということです。流石にインフレが来てしまっているのではないかと思います。

 

 

 

1979年の発売以来、値上げは初めてで販売元のやおきん(東京・墨田)は「原材料、運送費などの高騰」を理由にあげています。米国産のトウモロコシや植物油の価格が大幅に上がり、もはやコスト削減の努力だけでは吸収しきれなくなったということです。

 

 

 

ハムやソーセージ、マヨネーズにトイレットペーパー……。身近な食品や日用品の値上がりが相次いでおり、農産物の不作や原油価格の上昇に、円安が追い打ちをかけています。

 

 

 

日本の消費者物価指数(CPI)は2021年に生鮮食品を除く総合で前年に比べ0.2%下がっています。日銀が目標とする2%を超す上昇は、消費増税の影響が出た14年を除けば1992年が最後です。

 

 

 

物価が上がるどころか下がるデフレの時代が長く続き、30代以下の若者は生まれてからインフレを肌で感じたためしがないというのはマグロもそう思いますね。

 

 

 

40年以上も同じ価格だったうまい棒の値上げは、若い世代が「物価は上がるもの」という当たり前の事実に気づくきっかけになるかもしれないですね。モノやサービスの値段はみんなが上がると思えば、上がりやすくなるということです。消費者の反発を恐れて値上げをためらっていた企業が、強気の価格設定をしやすくなるからですね。

 

 

 

人びとが将来の物価水準をどのくらいとみているかを示す期待インフレ率は、すでに上昇傾向を強めていて、日銀が2021年12月に実施した生活意識に関するアンケート調査では、1年後の物価上昇率の予想が平均5.5%で08年12月(5.7%)以来13年ぶりの高さです。

 

 

 

今春には、21年の春以降に本格化した携帯料金の値下げというCPIの押し下げ要因がはげ落ち、米連邦準備理事会(FRB)は3月に利上げを始める方針です。円安の加速による輸入物価の上昇も避けられそうにないです。

 

 

 

賃上げ率がCPIの上昇率を下回れば、実質的な賃下げです。人びとの購買力は低下し、需要は落ち込んで行くわけです。それでもモノの値段が上がり続ければ、物価上昇と景気後退が同時に進むスタグフレーションが現実味を増していきます。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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