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研究ブログ【コラム】#424

こらむ・マグロ所長

テスラ決算 純利益倍増どころではないだと・・・

こらむ

 

 

 

テスラ決算 純利益倍増どころではないだと・・・

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

米電気自動車(EV)大手テスラが26日発表した2021年10~12月期決算は売上高が前年同期比65%増の177億1900万ドル(約2兆円)、純利益が8.6倍の23億2100万ドルでした。

 

 

 

めちゃくちゃ営業内容が改善されていますよね。純利益を大きく積むことができています。それは世界的な半導体不足のなかでも米国と中国の完成車工場は高い稼働率を保つことができたからだと思います。

 

 

 

売上高と純利益は四半期ベースでそろって過去最高を更新しました。これからEVのリコールなどもありますがここまでの数字を叩き出せたことがすごいですね。流石にEVの追い風が来ていますのでまだまだこの流れは続くかと思います。

 

 

 

1株当たりの利益は2ドル54セントとなり、事前の市場予想(2ドル36セント前後)を上回っています。26日の米国市場の時間外取引でテスラ株は終値を下回って取引されています。流石にもともと相場自体の地合いも悪いので仕方なしでしょうか。

 

 

 

21年12月通期の売上高は71%増の538億2300万ドル、純利益は7.7倍の55億1900万ドルでした。21年通年のEV販売台数は前年比87%増の93万6222台、生産台数は83%増の93万422台です。

 

 

 

米国と中国の両工場を合わせた期初の年産能力は105万台だったため、1年を通して9割近い稼働率を続けたことになります。コロナの間でも頑張って高稼働をできたことが販売の増加に繋がりました。

 

 

 

もともと予約がかなり多いことでも有名なテスラですから、だいぶ予約も減らすことにつながったのでしょうか。

 

 

 

EVはガソリン車の3~5倍の半導体を使うとされるが、テスラは欠品した半導体についてはソフトウエアを書き換えることで代替品に置き換えて生産への影響を抑えることに成功しました。

 

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大局面でも生産計画を下方修正しなかったことも部品メーカーからの安定調達につながリマしたね。

 

 

 

テスラは国・地域別のEV販売台数を明らかにしていないが、調査会社のマークラインズによると21年通年の中国販売台数は前年比3.4倍の約47万3000台となり、1.7倍の約35万2000台だった米国を逆転下ということです。

 

 

 

19年に稼働した中国・上海工場で生産する小型車「モデル3」と「モデルY」が全体の成長をけん引しました。なんだかんだで中国でも一時、テスラ車が叩かれることもありましたが世界全体ではそんなことはありませんしね。中国でも騒いでいたのは一部の民衆だったということですね。

 

 

 

22年にはドイツのベルリン郊外と米南部テキサス州で建設していた2つの完成車工場で人気車種「モデルY」の生産が本格的に始まります。

 

 

 

テスラは今後数年間のEVの年間販売台数について、平均50%の成長が続くとの従来見通しを据え置いたのでここも弱気な材料として反映したのかもしれませんね。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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