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研究ブログ【コラム】#418

こらむ・マグロ所長

あれ、ネットフリックスさん。少し立ち止まり。

こらむ

 

 

 

あれ、ネットフリックスさん。少し立ち止まり。

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

さて、ネットフリックスさんが決算を発表しました。米ネットフリックスが20日発表した2021年10〜12月期決算は売上高が前年同期比16%増の77億931万ドル(約8800億円)となり、四半期ベースで過去最高を更新しています。純利益は同12%増の6億742万ドル。3カ月間の会員の純増数は4四半期ぶりに800万人を超えたが会社予想には届かず、時間外取引で株価は急落しています。

 

 

 

21年12月末時点の動画配信サービスの会員数は2億2184万人で、9月末と比べて828万人増えました。

 

 

 

438万人の増加だった7~9月期を上回り、20年10~12月期(851万人増)に迫る水準です。北米が119万人のプラスにとどまるなか、欧州・中東・アフリカが354万人、アジア太平洋地域は258万人増えて全体をけん引しました。

 

 

 

「ウィッチャー」「エミリー、パリへ行く」など人気ドラマの続編のほか、制作費2億ドルを投じた「レッド・ノーティス」やレオナルド・ディカプリオ氏主演の「ドント・ルック・アップ」といった映画が会員増を後押ししたとされています。

 

 

 

米調査会社モフェット・ネイサンソンによれば10~12月の新作数は前年同期より5割多い835話で、過去最多の水準だったそうです。

 

 

 

ただ、会員の純増数は会社予想の850万人には届かなかったいうのが現状です。ネットフリックスは株主への手紙で「継続率は健全なレベルだが、新規獲得のペースが新型コロナウイルス前の水準に戻っていない」と指摘しています。

 

 

 

コロナ下に会員が急拡大した反動が続くほか、中南米のマクロ経済の停滞などが影響したとみています。

 

 

 

どうしてもそういった要因で止まることは想定できましたがコロナからの回復もまだまだということです。

 

 

 

ネットフリックスの収益は会員が払う料金が大半を占めています。さらに直近でも値上げということもありましたのである程度収益は増えるという点では間違いがなさそうです。

 

 

 

ですが、収益はここから以前のような伸び方にはなかなか新規が増えないとなりにくいのかなとも思います。

 

 

 

10~12月期に会員数の伸びをけん引したアジア太平洋地域の1人あたり売上高は9.26ドル、欧州・中東・アフリカは11.64ドルです。

 

 

 

北米の単価(14.78ドル)と比べて低く、売上高の増加率は3四半期続けて20%を下回っています。

 

 

 

22年1~3月期の売上高は前年同期比10%増の79億ドル、会員の純増数は250万人を予想していますが10~12月期の実績と1~3月期の見通しが市場予想を下回ったことから、20日の米市場の時間外取引でネットフリックスの株価は20%近く下落していますのでどこら変化である程度のストップはあるでしょう。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

 

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