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研究ブログ【コラム】#417

こらむ・マグロ所長

マイクロソフトがついにやりやがった。大型買収

こらむ

 

 

 

マイクロソフトがついにやりやがった。大型買収

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

さて、マイクロソフトが大型買収をやりやがりました。米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの獲得に687億ドル(7.8兆円)を投じます。このアクティビジョン・ブリザードですが、有名なゲーム大手です。CODコールオブデューティーやOWオーバーウォッチなど有名なものが多いです。

 

 

 

巨大な仮想空間「メタバース」の普及を見据え、人気ソフトや人材を取り込んで行くのが狙いであるとされています。

 

 

 

他の巨大テック企業もメタバース分野に多額の資金を投じる方針で、関連ビジネスが一気に広がる可能性が出てきました。やはり娯楽はこの世の中でも特に必要ですからね。

 

 

 

規制当局とアクティビジョン株主の承認を経て、2023年の買収成立を目指すそうです。アクティビジョンは1979年設立で、仏メディア大手ビベンディ傘下のゲーム会社との合併などで規模を拡大してきました。

 

 

 

「コールオブデューティ」は月々のプレーヤーが1億人を超す「億ゲー」です。他の作品も含めれば毎月4億人がアクティビジョンのゲームで遊び、メタバースと親和性の高い優良顧客ということになります。

 

 

 

そのため、買収報道が出た際に、ライバルコンソールソニーがめちゃくちゃ株価落ちましたもんね。wwwww

 

 

 

ゲーム人材は仮想空間の構築に詳しい人が多く、エンジニアの獲得競争が激しいなか、アクティビジョンの人材を得たことは大きいという見方です。

 

 

 

メタバース需要開拓の口火を切ったのは米メタ(旧フェイスブック)で仮想空間が人と交流したり商取引したりする新しい生活空間になるとみています。

 

 

 

市場規模は20年代後半に100兆円に迫るとの予測もあり、今では米エヌビディアなど有力企業が軒並み開発に取り組むIT(情報技術)分野の主戦場になっています。

 

 

 

IT巨人がこぞってゲーム事業を拡大すれば、資金力に劣るゲーム会社は太刀打ちが難しいのでマイクロソフトはゲーム事業の売上高が全体の1割弱だがアクティビジョンに8兆円近い資金を投じています。資金力を持って、トップに立ちたいのでしょう。

 

 

 

焦点はソニーグループの動向でゲーム事業でこそ売上高でマイクロソフトを上回るが、企業規模で水をあけられているのが現状です。IT巨人の一角である中国の騰訊控股(テンセント)も、中国政府が国内でゲーム事業を締め付けており、海外市場に足場をつくるため大型買収に乗り出す可能性があるとこの間も記事にしました。

 

 

 

日本には人気作や優秀な人材を抱えるゲーム会社が多いので買収の連鎖を予感させます。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

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