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研究ブログ【コラム】#408

こらむ・マグロ所長

クレディ・スイスVSソフトバンクGという謎の戦い

こらむ

 

 

 

クレディ・スイスVSソフトバンクGという謎の戦い

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

スイス金融大手クレディ・スイス・グループが英金融会社グリーンシル・キャピタルの経営破綻に絡む資金回収をめぐり、ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長の説明に異議を唱えていることが10日、明らかになっています。

 

 

 

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。グリーンシルの融資先で破綻した米建設会社カテラに関し、資金拠出していたSBG側が再建のスキームを知らなかったとの説明は誤りだと主張していると言うことです。

 

 

 

一方、SBG側はクレディ・スイスが法的措置に動いていることについて「裏付ける証拠のない空想的な主張だ」と反発しており、対立は先鋭化しています。

 

 

 

クレディ・スイスはグリーンシルが組成した証券化商品に投資するファンドを運用していました。2021年3月に破綻したグリーンシルから資産回収を進めており、その資金融通先だったカテラとの関係を問題視しているそうです。

 

 

 

グリーンシルは経営難に陥ったカテラへの融資を株式に転換し、SBGは資金繰り支援のためグリーンシルに追加出資ししています。

 

 

 

クレディ・スイスはグリーンシルからカテラに渡った4億4000万ドル(約500億円)を回収できておらず、経緯を明らかにするための訴訟を準備しているそうです。

 

 

 

FTによるとクレディ・スイスは米国で提出した訴訟関連資料で、グリーンシルがカテラ再建策について20年10月に孫氏に説明していたなどと主張していたそうです。

 

 

 

グリーンシルとカテラ両方の株主だったSBGの上層部が一連の仕組みを把握していたとみて、資金回収に向けて責任を追及するもようです。

 

 

 

これに対してSBG側は猛反発しています。ビジョン・ファンドを運営する傘下のソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズは「ソフトバンクの事業体がクレディ・スイスやそのファンドの利益を損なおうと意図したり、あるいは実際に害したりしたというあらゆる誤った示唆を断固拒絶する」との声明を同日出しました。

 

 

 

賠償請求などの訴訟を提起された場合は全面的に争う方針だそうです。

 

 

 

おそらく、クレディ・スイスとソフトバンクGの争いは泥沼になると思いますね。結局、問題としてはクレディ・スイスが資金を回収したいという点とソフトバンクGがどういうつながりが合って、グリーンシルが資金を出資する決定担ったのかなどかなり時間がかかる争いになりそうですね。

 

 

 

クレディ・スイスからすれば500億円が裁判で回収できる可能性があるのであればそれにかけるしかないですからね。それ以外では回収の目処はありませんししょうがないでしょう。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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