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研究ブログ【コラム】#399

こらむ・マグロ所長

次世代のZOOMのオンラインミーティング。3Dです。

こらむ

 

 

 

次世代のZOOMのオンラインミーティング。3Dです。

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

立体アバター(分身)を映す「ホログラム」や疑似技術を使ったビデオ会議の開発が相次いでいます。「Zoom(ズーム)」など既存のビデオ会議より自然で臨場感のあるやり取りが可能で、カナダの新興は世界100カ所の拠点を使って仮想空間「メタバース」上での会議を提供しています。

 

 

 

カナダのスタートアップARHTメディアは3D映像の生成ツールやカメラと高精細プロジェクターなどを使い、疑似的にホログラムをつくる技術を持っています。

 

 

 

利用者は拠点を使いメタバース会議を開け、スイスの製薬大手ノバルティスが後援した2020年のシンポジウムではオーストラリア、ギリシャ、ドイツの3拠点から3D映像でバーチャル上に医師を映し、シンポジウムを配信しました。

 

 

 

ARHTの技術は中継を見ているような臨場感が出るため、2次元の顔が並ぶ通常のビデオ会議に比べて視聴数が4~5倍も増えたと言うことです。

 

 

 

米マイクロソフトもホログラムに注目していて、眼鏡型デバイスで現実と仮想空間をつなぎ、CG(コンピューターグラフィックス)による設計図などを視界で共有できる複合現実(MR)事業を手がけます。ビデオ会議「Webex(ウェブエックス)」を手がける米ネットワーク機器大手のシスコシステムズもホログラムを使ったサービスを発表しています。

 

 

 

メタバースという今後の重要のキーワードと密接に絡む今回のホログラムの技術はめちゃくちゃ大事ということです。

 

 

 

次世代技術の本命としてホログラムに期待をかけるのは通信業界で高速通信規格「5G」や次世代通信規格「6G」への移行でモバイルで送ることができるデータ量が大幅に増え、新しい用途開拓につながるためです。

 

 

 

スウェーデン通信機器大手エリクソンは、6Gの技術概要でホログラムを次世代技術の一つに掲げ、同社によると、ホログラムの画像転送のデータ量は4K画質の4倍と巨大です。

 

 

 

これに対応するため、5Gネットワークでは通信会社ボーダフォン・ドイツと遠隔会議の実証実験を実施し、日本でもNTTドコモが5G以降の応用技術としてホログラムを有望視しています。

 

 

 

新型コロナの新たな変異型「オミクロン型」への警戒が続く中、リモートによる会議や説明会が続く可能性が高く、インドの調査会社マーケッツアンドマーケッツによると、ビデオ会議の世界市場は26年で224億7000万ドル(約2兆5000億円)と今後5年で約2.5倍に膨らむ予定です。

 

 

 

リモートワークが定着するにつれ、より正確で円滑な意思疎通が求められ、それを実現するテックの進化も加速しそうです。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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