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研究ブログ【コラム】#382

こらむ・マグロ所長

世界でも日本でも特許で同じようなことは起こっているんですね。

こらむ

 

 

 

世界でも日本でも特許で同じようなことは起こっているんですね。

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です

 

 

 

車載通信部品が特許を侵害しているとして米特許会社がトヨタ自動車やホンダなどを米裁判所に提訴したことが8日分かっています。通信部品の特許を巡り日本車メーカーが訴えられるのは異例で十数件の特許が対象で短距離通信で重要な特許も含まれるそうです。

 

 

 

あらゆるモノがネットにつながる「IoT」など通信の活用は広がっており、他の企業にも訴訟リスクが及ぶ可能性があります。

 

 

 

高速通信規格「5G」の普及で、インターネットと常時接続する「つながる車」の世界市場は拡大しています。富士経済によると2035年に9420万台と新車全体の8割に達する見通しだ。通信関連は特許の種類や数が多く、技術革新も速いため特許に抵触しやすい。同様の係争が増える可能性があります。

 

 

 

米特許会社インテレクチュアル・ベンチャーズ(IV)が10月19日付でトヨタ、ホンダ、米ゼネラル・モーターズ(GM)の3社を米テキサス州の連邦地方裁判所に提訴トヨタの「プリウス」や高級ブランド「レクサス」シリーズ、ホンダの「アコード」や「オデッセイ」といった主力車種が権利を侵害していると指摘しています。

 

 

 

今後法廷で損害賠償を請求するとみられ、認められれば数百億円の支払いが発生するリスクがあります。

 

 

 

IVは自ら製品を作らず、特許料収入を収益源とする特許管理会社です。こういったのは日本でもありますよね。名前の特許で先に出して金を揺する的なものです。

 

 

 

自社で研究開発するほか傘下のファンドを通じて特許を買い、ライセンス料収入や特許訴訟の和解金で収益を上げるというものです。

 

 

 

米マイクロソフト元幹部が00年に設立し、IT(情報技術)関連で7万件以上の特許を持つとされるようです。

 

 

 

17年にも電動モーターなどの特許を巡りトヨタなどを訴えたが、この時はIV側が敗訴しています。

 

 

 

同社は今回、車載通信に関する10件以上の特許侵害で3社を訴えています。車内でWi-Fiを使う際の通信方法や車載機器が外部通信網と接続しやすくする技術などが対象で特許訴訟に詳しい松永章吾弁護士は「中でもWi-Fi通信の関連特許は車内で同通信を使うのに不可欠で、米国などのつながる車で重要だ」と指摘しています。

 

 

 

IVはトヨタに対して少なくとも4件の特許が独コンチネンタル製部品を、ホンダに対しては4件の特許が米クアルコム製部品をそれぞれ使っていることが権利侵害の原因としています。

 

 

 

IVは和解金獲得を目的としているとみられ、現時点では販売の差し止め請求に発展する可能性は低い見込み米国内での訴訟のため、仮にIV側の主張が認められたとしても日本など他国での車販売には直接影響しないそうです。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

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