こらむ 研究ブログ【コラム】#376 こらむ・マグロ所長 SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」 こらむ SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」 どうも、こんにちは。 マグロ所長です。 SDGs(エスディージーズ 持続可能な開発目標)は、2015年にニューヨークの国連本部で採択された国際目標です。2030年までに達成すべき項目を、17のゴールと169のターゲットに分類して掲げています。 これらの目標に向かって全人類が助け合いながら取り組むことで、持続可能で人々が平和で安全に暮らせる世界の実現を目指します。 目標13「気候変動に具体的な対策を」では、温室効果ガス(CO2など)の排出を削減し、地球温暖化を抑制したり異常気象をなくしたりするのが目標です。 近年、異常気象による台風や洪水の被害が拡大しています。私たちは、早急に気候変動による自然災害に適応できる社会を作らなければなりません。被害からの早期復興はもちろん、普段から災害に備えておくことも必要です。 目標13ができた背景には、加速的な地球温暖化があります。気象庁は、「20世紀半ば以降に見られる地球規模の温暖化は、人間活動による温室効果ガスの増加である可能性が極めて高い」と述べています。つまり、これまで産業の発展に欠かせなかった化石燃料(石油・石炭・天然ガス)の使用時に発生する温室効果ガスが、地球温暖化の原因になっているのです。 また、森林の減少も温室効果ガスの増加に影響しています。植物は光合成をするときにCO2を吸収しますが、森林減少によりその効果が減り、大気中のCO2の量が増えているのです。 今後は、化石燃料に代わって再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力などの自然界に存在するエネルギー)の積極的な利用が必須となるでしょう。そして、現在残っている自然を減らさず守っていかなければなりません。 WWFジャパンは、地球環境を守る活動をしています。地球温暖化を防ぐことや自然環境および野生動物を守るために現地調査をしたり、研究をしたりしています。 具体的なプロジェクトを発足させて対象地区の環境保護や、失われた自然を取り戻す計画を立て実行するためです。 場合によっては法律の整備や改正にも取り組み、環境保全に積極的に参加しています。 温室効果ガス削減のために私たちができることは、家庭で使うエアコンを省エネ設定(夏は28度、冬は20度が目安)にしたり、車の運転時にはエコドライブはもちろん、可能であれば徒歩や自転車を利用したりすることです。 地球温暖化はどんどん進んでおり、このままでは将来私たちが快適に過ごせなくなる可能性があります。温室効果ガスの多くは企業から排出されているため、各企業は早急に再生可能エネルギーを利用した経済活動へ転換しなければなりません。 SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」について解説しました。地球温暖化は年々深刻化しているため、CO2削減と自然保護で地球温暖化を阻止しなければなりません。 一人ひとりのエコ活動や防災意識の向上を図り、災害に強いまちづくりに積極的に取り組んでいきましょう。 以上、マグロでした。 Twitterで最新情報や新規ブログニュース情報を発信しています。 フォローして頂けると励みになりますので、宜しくお願い致します。 Twitter Tweets by bdizYEnbtpyZJy3 研究ブログ【コラム】#375 研究ブログ【コラム】#377