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研究ブログ【コラム】#374

こらむ・マグロ所長

半導体はどうなんお?確認していきましょう。

こらむ

 

 

 

半導体はどうなんお?確認していきましょう。

 

 

 

どうも、こんにちは。

 

 

 

マグロ所長です。

 

 

 

主要な半導体メーカーで構成する世界半導体市場統計(WSTS)は30日、2022年の半導体市場が前年比9%増の6014億ドル(約67兆円)と過去最高になると発表しました。

 

 

 

6月時点予測(5734億ドル)から280億ドル上方修正し新型コロナウイルス禍で社会のデジタル化が進展し、通信や情報端末などで半導体需要が伸びますね。

 

 

 

22年は演算を担うロジック半導体が21年見通し比11.1%増、データを記憶する半導体メモリーが8.5%増となる見通しで6月時点の予想と比較してロジックが約200億ドル増えたが、メモリーは100億ドル減っています。通信や産業機器などでロジック半導体の需要は拡大する一方、メモリーは価格下落などが響き、市場が減速するもようです。

 

 

 

企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)やテレワークの普及で、オンラインサービスが広がり、通信や情報端末で使う半導体需要が拡大しています。その他にもAI、IOTと使う用途は多いです。

 

 

 

温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」への対応で、電力変換などに使うパワー半導体の需要も急増パワー半導体などを含む「ディスクリート半導体」の22年の市場規模は6月予測から30億ドル引き上げています。

 

 

 

世界の半導体メーカー各社は増産投資に注力している。台湾積体電路製造(TSMC)は23年までの3年間で11兆円の設備投資を計画21年の市場規模について、WSTSは20年比で26%増の5529億ドルと見込んでいます。

 

 

 

テレワークでパソコンや通信機器の販売が増加したことや、自動車や産業機器向けなど、幅広い用途で引き合いが強まり、従来予想を257億ドル上方修正しています。

 

 

 

拡大が続く見通しの半導体市場だが、23年以降では市場の予測は分かれJPモルガン証券は、世界の半導体市場が23年に22年比で1.5%の減少に転じると見通し一時的な調整に入ると見ています。

 

 

 

オムディアは市場の成長率は鈍化するものの、23年に4.1%、24年に3.8%と、23年以降もプラス成長を維持すると見込半導体需要をけん引する一要因として、米メタ(旧フェイスブック)や米エヌビディアなどが推進する仮想現実(VR)サービスの普及を挙げています。

 

 

 

半導体市場には3~5年で好不況を繰り返す「シリコンサイクル」がある半導体の需要と供給のバランスが崩れることで、市況が変動する現象直近ではメモリー価格の下落が影響し、19年に市場が縮小し今後は止まる感じは有りませんね。

 

 

 

以上、マグロでした。

 

 

 

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